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カテゴリ:じぶん
分類としては「児童書」なのですが。
最近、あさのあつこ先生の「No.6」という本を、図書館で借りて読んでいます。 同じくあさの先生の「バッテリー」という児童書の文庫が、面白くて。 他の作品も読んでみようと思って。 でも、文庫が見付からなくて(笑) 買うんじゃなくて、借りようということに。 ずいぶん前に、鷹槻さんが(あ、勝手にお名前出してすみません)日記に 素敵な表現として、紹介されてた文かな?と思うのがありました。 (間違ってたらスミマセン・・・) 1巻の205ページ。 「(前略)三日月だった。切られた爪の形に似た細い月が、虚空に浮かぶ。」 細い三日月を、切った爪に例える表現。確かに形が似てる・・・な。 私だったら、たぶん、そのまま読み過ごしてた。 鷹槻さんは、素敵だなって思うことに関して、とてもセンサーが働いてるのだな、と思った。 うん。 言われて初めて、「ああ、素敵な表現だな」って気付く。 言われたら「素敵だな」と、思うのに、言われないと何となく読み過ごしてしまう。 文章だけでなく、生活全てにおいて、センサーが働いてない。 だから、 素敵なことにも、 危険なコトにも、 美味しい事にも、 大事なコトにも、 気付かずに、日々を過ごしてる。 イカンな。 このまま、何も感じずに。 このまま、何も考えず。 このまま、何もせずに。 生きていってはダメだな。 日々反省。 反省ばっかで。 でも、改善されてない。 それはよ~く分かってるんだけど。 何だろう。 倦怠感? 生きることに対して? 自分に対して? よく分からないけど、漠然と。 消えたくなるときがある。 それは不安なのか、虚空なのか、恐怖なのか。 逃げたいのか、追いたいのか、探したいのか。 自分でも良くわからないけど。 分からないから、消えたくなる。 でも、それを引き止めてるのは、生きている小さな命。 それは、私の責任。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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