2018/09/22(土)21:54
ひふみ 全国ありがとうキャラバン@福岡
今日はひふみ「全国ありがとうキャラバン@福岡」に参加する日。
天気がいいので、運動を兼ね、歩いて会場へ向かいました。
講師は、湯浅氏(取締役・運用本部長)
レオス・キャピタルワークス創業メンバーの一人。
日本人は、投資に対してマイナスイメージを持っています。
これは、金融機関が投資を正しく伝えてこなかったこと、回転売買をさせていたことが原因。
「投資」に短期的なイメージを持たせ、手数料で利益を得てきました。
「投資=リスクの高い運用」と勘違いされてきたのです。
その弊害で、自宅にお金を置く「タンス預金」が増加。
その証拠に、こんな出来事があったそうです。
震災で現金がないと困るだろうと、ある銀行がATMを設置。
すると、自宅の現金を入金する人が多く、あっという間にATMが満杯に・・・
このままでは国の経済活動にマイナスになると、国は対策に乗り出しました。
(iDeCo、NISA、つみたてNISAなど)
「投資について、正しく知ってもらい、社会全体が幸せになってほしい」
「資本市場を通じて、社会に貢献したい(経営理念)」
その想いが、お話からしっかりと伝わってきます。
お話の中で印象的だったのは、『「ありがとう」も投資です。』
「ありがとう」の一言から、グッドスパイラルをおこそう。
「ありがとう」の投資でよい社会を作りましょう。
「ありがとう」と感謝されると、人は自信を持ち頑張ります。
「働くのが大好き」になると、会社の業績も上がっていきます。
会社もその感謝の気持ちとして、従業員の待遇や環境を改善。
すると、さらに頑張って働き、「会社が大好きに」
そんな、頑張っている会社は人を応援しようと、そこへ投資する人が出現。
投資により、その会社が事業を拡大したりして、されに発展。
そしてここに、会社訪問をする意義があるのだと、再確認しました。
「ありがとう」が会社内で循環していれば、必然的に「将来性のある会社」ですから。
また、レオス・キャピタルワークスも、「ありがとう」であふれている会社だと感じました。
同席したスタッフの方が、楽しく働いていることも強く伝わりました。
独立系ファンドとして設立5年で、ノルウェーの証券会社が訪問・面接。
そして投資を決定したそうです。(日本では2社のみ)
海外の会社に認められたということが、今しっかり形になっています。
その会社の「先見の明」は素晴らしいとも、思いました。
投資信託にかかるコストは、三つあります。
①購入時手数料
②信託報酬(運用管理費用)
③信託財産留保額
ひふみ投信は、②のみ。
そのことからも、「顧客主義」だということがうかがえます。
「分配金」がないのも、顧客のことを考えてのこと。
分配金を受け取ると、そのたびに、税金で20%徴収されます。
「分配金」を受け取らずに運用すれば、元本が増え、より大きな利益を受け取れます。
業績は、「シャープレシオ」を見ればわかるそうです。
「シャープレシオ」とは、1のリスクに対して、いくらリターンがあるかの数値。
これが高いほど、しっかりリターンがあったという証拠で、最低過去5年間で判断。
同じ資産・同国で比較するといいそうです。
2008.9~2017.7 シャープレシオ ひふみ投信 1.30
TOPIX 0.40
日経平均株価 0.38
正しい考えで正しいことをやってきたから、この結果が出たのでしょうね。
たくさんの質問にも、丁寧に応対。
社会情勢なども知ることができ、充実した時間を過ごすことができました。
レオス・キャピタルワークスのコンセプトムービーは、下のQRコードで。
終了後ブログ用に看板の写真を撮ってると、湯浅氏が「写真撮りましょうか?」
「ブログに載せるので、よかったら写真を撮らせてもらえますか?」
OKをいただけたので、スタッフの方も一緒に写真撮影させてもらいました。
お疲れのところ、どうもありがとうございました。
楽しく充実した、あっという間の1時間半。
これからも、ひふみ投信のセミナーに参加し、元気をもらいたいと思います。