砂が生まれる場所
前回の『砂の聖地』のつづきです 途中、砂が崩れて山形になっているところによく出くわします。ここでは、上から少しずつ砂が供給されるので、表面がずりずりと動いています。火山礫(れき)などのいしつぶてくらいの大きさのほうが、より下に転がってきやすいです。なんとなく下の方が大きい砂と、自然に大きさが分かれてきますね。一番細かい砂は、風で飛んでいってしまっていますし。 そして、途中、高さ200mを超える断崖周辺では、とても落石が多くなってきます。こぶし大の石も目の前に転がってきます。つい最近にも、直径30cm以上のものが転がった跡がありました。 こうやって、噴火で堆積した断崖の砂は崩れ、石は転がって海で削れていき、砂浜の砂は造られていくんですね。 海に目を向けると、少し磯っぽくなっている海岸があります。 砂を手にとってみると、黒曜石のようなすこし黒色の火山ガラス(粉砕すると白いけど)が多めに混じっている気がします。このガラス部分はたいてい海の中で波に揉まれて摩耗してしまします。透明な石英の粒が優先的に残ることになりますが、できたてほやほやのこの砂浜では、火山ガラスも多く含まれています。また、全体的に大粒、角が尖った感じがあります。 そして、こんなにキレイな白砂の浜になっていきます。砂の斜面が織り成す角度(安息角)が、水平線とつながって見えるのは素敵ですね。 砂が生まれる新島ならではの、海・空・砂が交わる点(三重点)を実感できます。 ・・・またまた続きます・・・