素直研究所

2016/10/13(木)22:23

九月十三夜

 本日は十三夜。オイラの親父が生前、詩吟の六段範士をやっておりまして、実家の座敷に生徒さんを集めて、詩吟を教えていたもんだから、「門前の小僧習わぬ経を読む」宜しく、頼山陽作「川中島」(俗にいう「鞭声粛々」ッスねぇ)とか、この上杉謙信作「九月十三夜」は耳にタコが出来るほど聞かされました。上の動画とは流派が違うので節回しも違いますけどねぇ。 九月十三夜霜満軍営秋気清数行過雁月三更越山併得能州景遮莫家郷憶遠征 《現代語訳》霜は軍営に満ちて、秋気が清々しい雁が幾つかの列を成して飛んでいき、月は真夜中の空に冴えわたる。越中・越後に加えて、今は能登の景色まで目の前にしている。家族が私のことを心配しているだろうが…いや、そんなことはどうでもよいのだ。 『詩吟 ベスト』 詩吟 [CD]価格:2160円(税込、送料別) (2016/10/13時点)

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