2010/07/08(木)00:30
七夕の夜
梅雨入りすると不思議とここらは雨が降らなくなるし、そうかと思えば、梅雨明け直後に道路が冠水するような豪雨になるのがここ数年のこの時期。 幼い記憶に残る梅雨の風情は、アマガエルの声と降りはじめの土の濡れる臭いだ。
温暖化は大した問題じゃないとか、生態系に深刻なダメージを与える大問題だとか諸説は様々だけど、年々、この国の豊かな四季が損なわれていると感じているのは砂天狗だけじゃないハズ。
わずか、数百年のヒトの営みが地球の自然サイクルを危機に陥れ、わずか、一年ほどの政治のブレが、この国を衰退国家に導こうとシテる。 自然には、逆らっちゃいけない『摂理』という普遍の法則がある。 同様に、過去の歴史に学べば、文明の発祥や民族の繁栄にも法則と条件が見えてくる。
バラ撒きと、直ぐに言い換える空っぽのマニフェストが、日本再生の秘策なのか? 消費税10%が内需拡大と国民生活と、福祉や医療改革、地方と農業そして産業再生の切り札?
『民』が『主』だとキレイ事を言ってても、お前らは本当に国民の生活を考えてんのかって言いたくなる。
目先コテ先の『変化』だか『友愛』って言葉に酔いしれて、大勢の人が希望を託して乗っかった舟は、結局は理念がブレブレの泥舟だったよな。 日本の末来を、数や政党にしがみつく『群れの政治』に託すべきか? 今度はモノ言う国民として、きっちり見定めよう。
さてと、今年も七夕の飾り付けが職場のフロアにあったから、短冊に「出張手当を増額しろ!」って書いてやった。(笑)