2011/05/01(日)21:18
ぐうたらなGW三日目 (快楽の波篇)
(波濤 砂天狗撮影)
空は曇天で低い鉛色の雲。 光を遮られて、今日の海はモノトーンの世界。 風は、濃厚な潮の香りを含んだ南風だった。
時折、大きなうねりが音を立てて崩れる様子に、何時間も時を忘れて見入った。 海から吹きあげる風と波しぶきに、生きている自然力強さを感じる。
ここは、大阪湾から太平洋へと続く海。 少し肌寒さを感じながらも、潮風にさらした頬が心地よい。 気がつけば、一人でこの海を眺めている。 昨年も今年も。 海霧に霞んだ鈍いモノトーンの海に、何故か快楽めいた和みを感じていた。
海辺のコテージ... 全裸にブランケット一枚で互いの肌の温もりを感じ合いながら、モノトーンの海を眺めているなんてシチュエーションには、今年も程遠いのである。(笑)