ないものねだり

2012/06/02(土)21:26

蛍袋

砂的博物誌(111)

梅雨を間近に控えたこの季節は、植物の量が多くなる。 (蛍袋の花 砂浮琴撮影) 山の開けた藪や草原に、ニョキっと首を出して咲くのが蛍袋(ほたるぶくろ)。 蛍袋は、キキョウ科 ホタルブクロ属の多年草で、全体に産毛があるのが特徴。 別名では、提灯花(ちょうちんばな)と呼んだりもするそうだ。 初夏に花茎を延ばして、草丈は70cmぐらいになり、釣鐘型の花を咲かせる。 花色は、赤紫と紫と白があって、関東では赤紫が多く関西では白が多い。 蛍の時期に最盛期を迎え、昔は子供が花に蛍を入れ遊んだのが和名の由来だとか。 祖母に聞いた話だけど、若芽や葉は茹でて和え物にできるそうだ。 以前、蛍袋の撮影をしていてアシナガバチに股間を刺されたことがある。 タマ袋が、パンツ履けないぐらい腫れて三日ほど休んだ...(笑)

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