2015/11/13(金)11:22
皇帝ダリア?
立冬を過ぎた寒空の下、時折吹く風に揺れながら、
裏庭では、皇帝ダリアが咲きはじめている。 ☆写真をポチすると拡大♪
以前から、皇帝ダリアという仰々しい名前には、
秘かに疑問を抱いたりしていた。
どうした事か、母は大きな声で私を呼んだかと思うと、
指差して「ほれ、将軍様が咲いたよ」と大はしゃぎ。
いつ、将軍に格下げになったのだ...
皇帝ダリアは、一般的ダリアと同じくメキシコ原産の植物で、
キク科の多年草に分類される。
図鑑には、英名をTree Dhalia、和名は木立ダリアとある。
拍子抜けするほど、まんまである。
それでは何故、皇帝ダリアと呼ばれるようになったのだろう。
私のように、疑問に思う方も多いのではないか。
メキシコでは、通称で"王様のダリア"と呼ばれるらしいが、
そういうことが、皇帝ダリアの由来なのかも知れない。
ブームを企む、花屋の陰謀という線も捨てきれない。
草丈、3~5mになると記されているが、うちのは未熟児?
ともあれ、昨年は強風に折られ、ハラハラした末に咲いたが、
今年は支柱が功を奏し、台風にも折られず咲いた。
世の中には、決して真相を知ってはいけない事もあることを、
大人なので理解してはいるが、これで花屋から狙われることはなかろう...(笑)