2007/09/15(土)14:48
ちょっとだけ、木の話(*^_^*)
みなさん、「木」というと、
なんか漠然として分かりにくいようなモノですよね。
特にお家を建てるのに使う木は、
プロの大工さんでも、年数が経たなければ分かりにくいと聞きます。
例えば、『桧(ひのき)』といってもいろんな種類があります。
ここでその解説をするわけにはいきませんが、
一般に住宅に使用されている『桧(ひのき)』は、
比較的年数の若いものです。
といっても使い物にならないとか、そういう意味ではありません。
何十年も使えるものを使っています。
よく、『百年の木は百年もつ』と言われますね。
確かにそうなのです。
百年も経った木は、4分割して使えるほど大きくなっていますし、
その4分割した木を『ワリモン』などと言っています。
木が割れませんし、その分けっこう高価な木になります。
特に冬なんかに、ピシッという音がするでしょう。
あれは、木が割れている音ですね。
そうした『ワリモン』の木は一般にはあまり出回っていませんが、
注文建築なんかでは、時々見かけます。
じゃあ、そうでない木はダメなのかよ、という訳ではなく、
こうした、『背割り』という切れ目を入れて、
木が割れないように工夫していたりするのです。
また、日本に昔からあるお家の建て方は、
このような工夫が随所にされていて、
長い年月木が使えるようになっています。
これが、墨付けです。
この線に沿って、木を刻んでいくんですね。
エラそうに書いちゃってごめんなさい。
また、エラそうに書きます。
少しでも参考になれば幸いです。
ではでは。