テーマ:中学生ママの日記(17651)
カテゴリ:長女
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長女の公立高校受験、不合格でした。
140人が落ちる1.35倍の試験でした。倍率は10年ぶりの高倍率で厳しく。 壁を乗り越えられず140人の中に入ってしまいました。 この日奇しくも、長女の15歳の誕生日。
発表時間前に学校に到着。この日、夫も行きました。 12時と同時に規制ロープが外され、娘だけ掲示板までダッシュ。私と夫はゆっくりついていきました。 自分の番号が空白になった掲示板の前で、 長女は私に振り返り、首を横に振りながら私を見ました。 私と夫、泣いてしまいました。娘は無表情で冷静に見えました。 でも、長女は学校を後にするとき、敷地内で声をあげて号泣しました。 ワタシは「悔しいよね、でも本当によく頑張ったよ。」と抱きしめるしかありませんでした。 悔しいの一言では言い切ることができない日となりました。 時間を惜しんで勉強に打ち込んでいた娘を見ていただけに、辛いやら悔しいやら。 悲しかったんですけど、妥協することなく、高みを目指し、自分の行きたい高校にチャレンジした娘を誇りにも思いました。 本人は二日間泣くだけ泣いて、私立高校の仮入学へ行くと気持ちが切り替わっている様子でした。 ワタシはというと、 発表後、二週間、娘に落ち込んだ姿を見せまいと明るく振る舞い過ごして。 それがまた逆にしんどかった。親が落ち込むと、長女が自分を責めるような気がして踏ん張りました。 でも、時間と、まわりの人たちの言葉が、私の沈んだ気持ちを 少しずつ和らげてくれました。ありがたいことです。
そんななか、 37年間高校教諭を勤めた義兄から娘へメッセージがきました。 「長年教員をやっていて言えることは、やらなかったことを後悔するのが人生の一番の損失です。やって失敗したら次に生かせばいい。失敗のない成功なんて聞いたことないし、大体が人生はトーナメントではない。負けても、ちゃんと進める。」 彼女に、響いたようです。
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