しゅわしゅわキャンディー

「小さい子は、お腹の中での記憶がある。
３歳くらいの子は、そのときの記憶を話すことがある。」
と、どこかで聞いたことがある。
最近のりは大分お喋りが上手になってきたので、聞いてみた。

私「生まれたときのこと、おぼえてる？」
のり「おぼえてる」
私「誰がいた？」
のり「お母さん。お父さん。・・・お客さん」
私「他には？」
のり「わかんない」
私「おばあちゃんは？」
のり「おばあちゃんはいないの」

うーん・・・。微妙です。
助産院で出産し、夫の立会い出産だったので、「お母さん」「お父さん」は合っている。
助産婦さんと、そのとき研修に来ていた２，３名の助産婦さんの卵がいたので、「お客さん」も正しい。
でも、おばあちゃんもいたのよ～。
しかも、おばあちゃん（私の母ね）、「一番最初に目が合ったのよ！」と嬉々としていたんだけど。

私「生まれる前のこと覚えてる？」
のり「・・・わかんない・・・」
私「・・・生まれる、ってわかる？」
のり「わかんない」

・・・う！通じてない！！！
でも、じゃあ、さっきの答えはなんだったのさ。

それじゃ、もうちょっと後のことはどうよ。
私「のりくん、お母さんのおっぱい飲んでたの、おぼえてる？」（←しつこい）
のり「おぼえてない」

・・・これを覚えていないんじゃあ、お腹の中のことだって覚えてないだろーなー。
最初の「生まれたときのこと」も何か別の適当なときのことしゃべったんだろうなあ。

残念～！のりは憶えていませんでした！！


ところで、私は幼稚園生（４，５歳？）くらいのとき母に、
「生まれる前ね、人間、ってどんなのかなー、早く見たいなー、って思ったんだよ。」
と言ったおぼえがある。（←母は覚えていない。ひどい～）
でも、これは多分記憶というよりは想像で、
当時、友達に弟ができて、そこで「生まれる前はお腹にいるんだ」ということを知り、
「じゃあ、私はお腹の中で何を考えていたんだっけー」と、考えて、まだ外を見たことのない私ならこう思ったはず、と考えて出てきた言葉だったと思うのね。

・・・本当に、お腹の中での記憶を話す子、いるんですかー？