カテゴリ:我、学生なり
あー、いっぱい日記を書いているうちに、
なんとなく心の膿が出ていくような感じで、すっきりしてきた。 たいしたことを書いているわけじゃないのに。 不思議だわ~。 最近、私は、英語強化を図るため、 日本語とは今までより少し距離を置いて生活してみようと 計画していたのだけれども、 知識欲に抗う事ができず、 (と、響きのいい言い訳をしてみたり。) 全然日本語を手放せていない。 つい最近は敬語についての本を読んでみたんだけど、 なかなか印象深かったので、此処に記しておこうと思う。 えっとPHP新書 2005年 萩野貞樹著、『ほんとうの敬語』という本。 なるほどと思わされるところも多く、終始興味深く読んだ。 非常にわかりやすく、読みやすい。 中学・高校で、散々こういうことを習ったなーということが思い出されて、 懐かしかったというのもある。 ただし、どうも他の学者への攻撃が多く、 ありゃ~と感じるところもいっぱいある。 そんな率直な感じが読みやすさに繋がっているのかもしれないけれど。 いろいろ感じながらよんだ本だったけれども、 ひとつ、自分のこの楽天日記はやっぱり「モノローグ」な性質が 強いものなんだなと思った。 ときどき「です・ます」調で日記を書いている人がいて、 そういう人の丁寧な調子が好きで、真似したくなるんだけど、 どうもそれでは全然筆が進まない。 掲示板へ頂いたコメントへのお返事などは、 「です・ます」調でスムーズにかけるのに。 芥川龍之介の著作における、丁寧語で書かれた作品と、 とそうでない作品の例なども出ていて、得心した。 やっぱり人に向けて書くのと、 自分の思いを誰に訴えかけるでもなく書くのとでは違うのですねー。 日本語を母国語として育った私は、丁寧語を含めた敬語の感覚を 自然に身に着けているんだなーっていうようなことを思った。 あと他に、いくつかの疑問が解決された。 今、ぱっと思い浮かぶのをあげると。 *文章中のどこを敬語にするかを迷うことがあるけれど、 結びの動詞を敬語にするといい。 *形容詞に「です、ます」をつけるのはちょっと変。 ↑これはねー、私も思っていました。 でも、あまりにも皆さん普通に使っていらっしゃるものだから、 私だけの感覚なのかなと思っていたら、 敬語の専門家がそんなことを書いていたから、疑問氷解。 そろそろ外出の時間なので、ちょっとこの辺で、fade outします。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 4, 2005 07:49:34 PM
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