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テーマ:ノンジャンル。(2210)
カテゴリ:働く
二日酔いからやっと復活しつつあります・・・昨日は無職人大多数の飲み会でした(爆)無職11名、有職2名という内訳。単に職業訓練校の人達と飲んだだけなのですが、普通はありえないですよね、無職が大多数の飲み会なんて。定年退職後ならわからないでもないけ^^;
ま、この無職大多数の飲み会、色々考える所が多かった気がするし、若い人の就労意識の問題等の内情を少しだけ垣間見た気もする・・・ 行くだけの価値はありました。(単純に酒飲み放題ってのもあったのだけどw) 私の通っているコースは以前も書いたが「若年者対象コース」という、年齢が30歳未満が優先受講できる職業訓練校のコースです。なので、飲み会の年齢も皆、20代ばかり。30代は私と職業訓練の担当者の3名のみ。といっても・・・29とか28とか年が近い人も多かったけどね。 皆、職業訓練に来た理由は様々です。 大半の人は失業保険をもらいながら来ているが、中には日中職業訓練に通い、夜はアルバイトをして生活してる人も数名だがいる。 また、会社を辞めた理由も当然様々だし、色々な人生を垣間見る事も出来る。 酒が入れば口も軽くなる。 でも、共通の話題って余りないから、当然「何故、前職辞めたのか?」とか「何故職業訓練校を選択したのか」という話が入り口になったりする。(私を含め、数名は「萌え~♪」の文化や秋葉系について熱く語っていたが・・・^^;) そんな話を含め普段は余り話す機会のない人と話すいい機会であった。 その中で考えさせられる実情を聞いた・・・ 4人の人の話をここに挙げる。 1、Aさん 「私の親は好きな仕事が見つかるまで働かなくていいって言うんですよ。だから兄は30代ですが、未だに無職です」と言っていた。ただ、このAさんは逆に「働かない事に不安」を感じて自分でバイトを長年してきたが、今回体力に不安を感じて退職したという。親には「働かなくても・・・」と言われたそう。 2、Bさん この人とは普段の会話でちょっと聞いていた。失業保険をもらい終え、それでも自分のやりたい仕事が見つからず、夜にアルバイトをしながら職業訓練へ通うことにしたという人です。(毎月、小額だが実家にお金を入れてると言っていた) 一見、努力人とも思えたが・・・飲み会で潰れ、結局母親に迎えに来てもらっていた。それも夜の11時に電話をして。「ママ、あのさ、迎えに来て」と。しきりに「すみません、すみません」と謝っていた。20代後半、1次会で潰れる。女性に膝枕してもらう。店を出たら、立っていられず階段で横になり、「ママ迎えに来て」と電話していた。 3、Cさん 結婚している。「私、家事大嫌いなんですよ」という。洗濯した事がほとんどないといっていた。ごはんも2,3回しか炊いた事がないといっていた。自分でもいけないとは思ってるみたいだが、どうにも家事が嫌いらしい。「ぢゃるさん、どうすれば家事やるようになりますかね?」と質問してきた。 4のケース Dさんは中卒。今はそれを後悔して、資格取得をなんとかいい仕事に結び付けたいと願っている人。今後の事を相談したいが、家族も「もう大人なんだから自分で決めなさい」と相談に乗ってもらえない。小さい頃から、親が相談に乗ってくれた事はなかったという。 この4人・・・普通は「ありえネぇー!!」と言われるかもしれませんが、私はもっと酷いケースの人も見てきた。今回の飲み会の人達はみな、資格取得に前向きな人達だけど、数人やっぱり何処か・・・と思う時がある。 20歳を過ぎれば大人なんだから・・・・と言うが、私は1~3の人達、育てた親が一番の根悪だと思いましたね・・・4も親は何をやっとるんだ!?と思ったけど。 まず、1のケース。 親は「したい仕事がなければ働かなくて良い」という事が理解できない。 これは親離れ、子離れが出来ていないケースだと思います。 親が生きているうちは、働かなくても食っていける訳です。親は「金を稼ぐ」という事を教える事を放棄してるといっても過言でないと思います。 親が、子供が小さいうちから「生活する」という事をきちんと教えなかった上に、未だに面倒見てるから・・・ Aさんは自分で「親の言ってる事はおかしい」と不安を感じて、外に働きに出たといいますが、兄ちゃんは・・・ね。 2のケース 実家暮らしでも別に構いません。 どうも、この方、大学出というプライドもあるみたいですね。 いい大学を仕送りで出させてもらって、でもやりたい事が見つからず・・・職を転々とし、流石に親に月3万入れてるといってましたが、人前で酔いつぶれ、「ママ迎えに来て」はないでしょう・・・また、迎えに来る親も親ですよね。 だって、タクシーある訳だし。タクシーで2千円位の距離ですよ。 飲みに言って、酔いつぶれ、夜間に「ママお迎え」って情けないです・・・ そして、それで心配して迎えに来た母親も・・・ね。 3のケース たまにいますね。包丁どころか果物ナイフすら生まれてこの方持った事がないという人。オマエはモデルか!?と言いたいですね。 私は洗濯、掃除が出来なくても人間生きていけると思うけど、「食べる」事は必要ですよね。でも、今は確かに包丁が使えなくてもコンビにも24時間スーパーもあります。でも・・・たとえ、そういう環境であったとしても、「米を研ぐ」という最低限の事、果物ナイフで果物を剥く位の事は男女問わず出来るべきだと思います。だって、自分が食べる「食」の基本でないですか?「米を研ぐ」「ナイフ、包丁を使う」というのは。こういう事を親は教えてこなかったのでしょうね・・・ 自炊をしないと、自炊が出来ないは大きく違う。 4のケース 家族も「もう大人なんだから自分で決めなさい」か・・・ 年齢的には大人だろう。でも、「親は子供に一人前になる為の教育を子供に対してしてきたのか?」もし、本当にしてきたのなら、その人はもっと違う道を歩みだしてると思いましたね。。。。本人と話をしていて思った。1~3は親の過保護であるが、この場合は、色々聞いていて、完全に親に構われずに育った典型だと思う。 20歳を過ぎれば・・・大学に入れてしまえば・・・「大人だから」という言葉が出てくる。そんな親が多い。 確かに年齢は大人といわれる世代だ。成人式に、納税の義務、選挙権等がもらえる。大人の証である。だが・・・本当に「20才=大人」なのか? 1~3のように親離れ子離れが出来ないのも問題だが、そもそも、私の周囲を見回しても「大人」と呼べる人が少ないと思う。これは勤めていた時から思う事。 「大人なんだから、後はどうなっても知らない」という親のブログを時々みかける。年齢が大人。だからその後は「放任」という風に見えるんだけど・・・ 年齢は大人でも、その親は子供を「大人として」「一人の人間が自立していく為の手段」を教えた上で手放したのだろうか?20歳になったという理由で手放したのと違うか? もし、そのようにきちんと教えて手放したのであれば、本当に今のような「働かない若者」という問題はもっと減っているように思うのだが・・・・ 国が悪い、本人(子供)が悪いという前に、親であるおまえ自身と、その子供を見直せ!!と言いたくなる時がある。 おまえら、働かない本人、コンビニは仕事じゃないとか言うな!! フザケンナ、オマエ!!!とぶん殴りたくなったのも事実・・・ 今の犯罪をみてると、犯罪の低年齢化の他に、30代前後の犯罪が異常性を怯えているように見えるのをみても、これは本人だけの責任と言い切れない気がします。大抵、社会不適応な人というのは、子供時代に問題があるといいます。そして・・・普通に働いてるような人で、問題あるという人も沢山いるわけですからね。。。。自分も含めて、例外ではないって事だと思うのですが・・・ <余談> この飲み会、知り合いのツテで5時間近く飲み放題。 カクテル3杯、芋焼酎ロック2杯、サワー7杯。食べ物も3時間くらいは箸を休めずに食べていたので、向かいの席の人に「一人暮らしって大変?」と言われた。 あのですね。。。 私、彼氏と二人暮らしですが・・・。 食べ物ないと飲めないんですが・・・ やっぱり一人か3,4人で飲むのが一番ですね^^; お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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