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カテゴリ:働く
今の会社にきて2年と少し経過する。最初は派遣だった。腰掛けのつもりでやってきたが、このご時世なので次の職も見つかるわけでもなく。。。 今から約2年半前に遡る。 会社で全員仕事が終わった後重大な発表があるといわれた。 「半年後、この部署は○○県に移管されます」 要は私の職場があと半年でなくなるという事が発表された。 段階的な解雇が始まる。契約終了の人が出てきた。また、残った人たちも派遣の契約更新は半年だか3か月から1カ月更新へと短くなった。 私の部署がなくなるのは6月。発表があったのは1月。発表があったすぐに職探しをして転職する人もちらほらいた。 私は4月の途中で転職した。今の職場だ。そして、5月末、6月末と最後まで残った人たちは・・・その後半年近く仕事が見つからない人たちも多かった。また、見つかってもそこも短期で・・・等、最後まで前職で残った人たちは苦労したようである。 私が今の職場にやってきた時は前職の同僚が3人だけだったのだが、今では12,3人も前職で同僚だった人たちが今の同僚だ。 先日、前職の同僚から電話がきた。最後まで残った人だ。その人は私と同じ会社の別部門で働いているのだが、その同僚の部門も他県へ移管されるためにその同僚は解雇されるとの話だった。 「ぢゃるさんは正解だったよ。あのタイミングで動いて。私もわがままいわずにそっちの会社に行けばよかった」 私が2年前、前職を去る時に「絶対行きたくない会社、業種」といわれていた会社が今のところだった。だが、当時この街で求人を出していた会社はほとんどなく。。。そんなご時世であってもやはり皆どこかで「派遣会社だから仕事があるだろう」と思っていたと思う。当時の社内では「今の業種(コールセンター)は二度とやりたくない。」「最悪コールでも絶対にA社(今、私が勤めてる会社)には行きたくない」ってね、二人より添えばその話で持ちきりだった。 実際に私が退職の挨拶にいくと何名かに「駄目だったらぢゃるさんの後追うわ」みたいな冗談とも本音ともつかない会話を交わした記憶がある。 そうだね。別に私だってお金が必要でなければ今の会社に移らず職探しをしたかったよ。。。 当時はそう思った。 いや、今でも思う。 今まで仕事がない側だった。倒産、清算、不当解雇、リストラ、労働条件の違いによる退社等色々あった。誰も信じてくれない職歴。だが、このたった2年足らずの間に職歴が増えた人が周りに大勢増えた。または職歴が続かない人もである。 いつまた元に戻ってもおかしくない職探しの日々。履歴書に本当の職歴を書いても倒産3回なんて誰が信じてくれるのか?信じてもらえず嘘ばかり書いた。本当の事書いてたら今頃何やってだろうかね。空腹で万引きでもしてつかまってたかな。。。とにかくやっと仕事を手に入れた時の喜びは忘れれない。 それでも思う。 結論がつかないしつくはずもない。 今の会社に来たのがよかったのか悪かったのか。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
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