葉隠餡

2016/10/27(木)09:51

不定休

土地(3)

何でかしらないが私の住む街の飲食店は「不定休」という店がやけに多い気がする。 昨日、会社の人たちで少し郊外の居酒屋で焼き鳥食べ放題を10月末まで開催してるというので、急遽いくことになった。私は電車で。残り二人は車で現地集合。現地に着いたところ明かりがついていない。あ~こりゃ、完全にやすみだね~。 決めたのは違う人だったので定休日とか私は確認してなかった。 その人は不定休と書いてたがやってるだろうと確認しなかったそうだ。 いや、不定休で平日なら休みの可能性はあるから私なら電話するぞ・・・とは思ったけどね。そこが車社会の考え方なんだろうな。「車でいってだめなら違う店へ行けばいい」という考え方。でも、私は車を持ってないから電車の時間を調べて片道190円だけど払うから往復380円。ビール1杯分だよ、安い店なら。もったいないから当日か前日に電話をかけて確認するけどね、絶対に。 ありえないと思ったが、その人は電車賃ごめんねとはいったが、あまり悪いと思ってないようだ。まぁ、自分も車代かかってるだろうが。 結局、自分の最寄り駅方面へ戻り、その後、しゃぶしゃぶ食べ放題にいって落ち着いた。 この街の飲食店の特徴の一つに「不定休」という店が非常に多いと感じる。札幌では感じなかったことだ。また、県外に行く際に店を調べてもあまり「不定休」というのはみかけない。 これは一つの土地柄なのだろう。飲食店以外も不定休は割りとおおくかんじるが、やはりダントツ飲食店に不定休が多い。 そして不定休の店で時々みるのは「事前にお気軽に電話をください。ご確認ください」という言葉。 不定休というのは店にとってはその週のお客が来ないと思う日は休めるし、連休なども取りやすいと便利なんだろうな。しかし私は「不定休」という店はいま一つ印象がよくないかな。。。自分が年中無休、または定休日がある接客やサービス業をしていたから。なんだろう、定休日とか営業時間ってのは一つの約束だよね、平たく言えば。社会で言うルール。とはいえ、何らかの事情があって不定休にせざるを得ない店もあるだろうし、臨時休業とかにするくらいならはじめから不定休がいいとか様々な考えがあるだろうが。。。 「事前にご確認ください」か。。。わずかな手間とわずかな電話代かけて「あいてますか」って確認してでかけるのか。面倒だな。それほどの魅力がある店でないとちょっとね。。。 どうも私は「不定休」というのは店の怠慢に見えてしまうんだよね。。。 後もう一つ。「不定休」と掲げるのなら、最低限わかってる限りで「○日休みます」くらい掲げておいてと思う。たとえば店の前に「今月の営業予定日」とかさ。あと、HPやツイッターやフェイスブックとかを持ってるお店ならただ、店の新商品の情報とかをUPするのではなく不定休予定日を掲載してほしいよね。たんなる新商品の宣伝だけじゃなくて。 そういう使い方をしてこそはじめて生きてくるんじゃないの?いくら店の宣伝したって言ったら休みでした。それじゃどっちも得なことはないわけで。 今回の店は有料の飲食店掲載サイトに登録してる。ここは次回の定休日のお知らせを載せてる店もあるから、上記の事柄を使っていないことになる。 後もう一つ。 店の前になんら張り紙もなかった。ただ、電気もついてなくて中も明らかに人がいなかった。営業時間すぎても。だから休みだとわかった。 でもさ、そうやって来る人がいるんだ。せめて一筆「本日は休業とさせていただきます。またのお越しをお待ち申し上げます」とかさ、なんか張り紙があれば「ああ、残念」と思うけどね。田舎の無人駅のぽつんとした居酒屋。なんだか電気も消えてると潰れた店見たいにも見えたのは事実。 まぁ、もう行かない店だろうが、不定休という店は選択肢の一つから外れやすいというのは改めて再認識した日だった。

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