ドーナツビジネス
ドーナツの発祥地って、何処だか知ってますか?カンボジアなんですって。ドーナツって、アメリカかと思ってたんですけどね。こちらでのドーナツ屋の件数って、大きな交差点にほぼ1軒というイメージです。当然競争も激しいのですが、それぞれ固定客がいたりして、何とか生き延びられるようです。最近では、オーナー自身がドーナツを作る店は少ないようで、職人さんが夜中1時頃から作り始め、4時~4時半にオープンするのが一般的です。うちも、カンボジア人の職人さんがいますが、この人が作るドーナツの旨いこと。ドーナツなんて、どれも一緒でしょ!?なんて思ったら大間違いです。(実は、自分もそう思っていました)粉の配合から発酵まで、人それぞれの味が出るんです。開店前に、町で見かけるドーナツ屋を片っ端から食べ歩きましたが、本当にヒドイものから美味しいものまで、千差万別です。種類は、どこも変わり映えないのですが、オリジナル商品で大ヒットしている店もあり、どの客層を狙うか、また、店の立地にもかなり左右されますね。うちの店は立地は良いのですが、その分家賃が高く、なかなか厳しいです。日本にあるミスタードーナッツって、アメリカから行ったんですが、現在こちらでは東部に数件残っているだけで、その他の店は、ダンキンドーナッツに買収されたようです。日本人の利点を生かし、ミスドと提携して日本のメニューをこちらで出せば、オリジナル色の強い店になるのではないかとも考えましたが、上記の理由により保留中です。ミスドの関係者の方、もし見ていたらご連絡お待ちしてますよ。日本で行列のクリスピークリームは、数年前まで東海岸にしかなかったんですが、一気に店舗数を増やしすぎて経営が厳しくなり、閉店した店も出てきました。スタバも同様で、かなり厳しい状況らしいです。ま、今の不況の影響が大きいんだと思いますが・・・不況に強いといわれるドーナツビジネスで、どこまで生き残れるか、正念場です!写真は、当店のシナモンロールです。 (早朝の売れ筋)