癒しのサロンsunsmile 水響のつれづれ

2012/09/28(金)03:37

ハワイ四日目:コオラウ山脈でうきうきのトレッキングと午後はバルコニーでのんびり。

旅のこと♪(91)

   四日目:9月10日(月)は、私のリクエストにより、 午前中は、コオラウ山脈奥のトレイルコースを歩く原生林の トレッキングツアーに参加し、 午後は夕刻までずっと、ホテルのバルコニーで読書やお昼寝を楽しみ、 夕方からは浜辺でのんびり夕日を眺めながら過ごしておりました。 「この旅行中、いちばん楽しそうだった。いちばん瞳が輝いていた。」と 夫に笑われてしまったくらい、 このトレッキングツアーは楽しくて、幸せで、 言葉にできないくらいの喜びにずっとつつまれておりました。 朝7時過ぎにホテルを出発してツアーの待ち合わせ場所へ。 ワイキキから30分くらい車で走ると、トレッキングツアーの入口に到着しました。 そこは、コオラウ山脈のプウ・オヒア(通称タンタラス)の標高440メートルの ところでした。ここから、標高613メートルの山頂まで約4キロの行程を 約3時間かけて歩きます。 ここは、ハワイ固有種の動植物を守るため、ハワイ州森林局により、 一日にトレッキングする人数が制限されているとのこと。 この日は、私たちの参加したツアーと、外国人のツアーが一つだけだったため、 山には10数名しかいない状態。プライベート・トレッキングという感じでした。 生命力あふれる木々たちがうっそうと生い茂り、葉っぱは大きく、 枝は縦横無尽に広がり、濃い緑の世界が、永遠につづいていました。 まさに、ジャングルという感じの、豊かな原生林です。 歩いているだけで、どんどんパワーに満ちてきます。 植物たちからたくさんの生命エネルギーをいただいているからでしょうね。 このような緑のトンネルをたくさん通り抜けました。テンションがあがります♪ 崖側も緑の植物たちでにおおわれているため、ぜんぜん怖くなかったのですが、 イノシシの獣道により崩れているところもあり、ガイドさんが、 「気をつけてー!気をつけてー!イノシシの獣道によって道がくずれているからー!」 と声をかけてくださって、「おぉ!」と思ったところもたくさんありました。 野生のグアバや野いちご、きくらげなどもいただきました! どれもみずみずしくて、ほんとうに美味しかったです。 とくにグアバは、たわわになった実が地面にやまほど落ちていて、 ガイドさんに食べ方を教わったあとは、各自、割れてなく虫食いのないものを選んで、 自由にいただいていました♪ 鼻に抜けていく甘い香りと、さっぱりとした味わいが絶妙で、 優しい甘みとほんのりの酸味がとても美味しかったです。 食感はイチジクのような感じかな。^ ^ 市販のグアバジュースとは、味がぜんぜん違うように感じました! こちらは、ハワイ固有種のカタツムリ「プープークアヒヴィ」。 一番左の大きさで7~8ミリくらいかな。小さくてとっても可愛かったです。 胎生のため、生まれたときからこの姿だそうで、25年生きるそうです。 殻の大きさで、おおよその年齢がわかるとのこと。 三日月の葉っぱが特徴的な、ハワイの固有種のコアの木。 「コア」とは、ハワイ語で「勇気」の意味があり、カヌーやウクレレは この木から作られていたそうです。 ガイドの方が教えてくださった「コア」の木の、葉の形状が教えてくれる 進化への意思の話に感動し、敬愛の思いでいっぱいになりました。 このジャングルを心から愛し、ハワイ固有の木々や動物、昆虫への造詣も深く、 引き込まれるような説明を次から次へとしてくださるガイドさんのお話も ほんとうに楽しく、最高に幸せな時間でした。 こちらは、バニヤンツリー。大好きな木の一つです。 苔むした感じが、最高に素敵でした。 青空とオヒアレフア。 あと30メートルくらいで山頂、というところから景色ががらりと変わり、 ジャングルから竹林になりました。 日の光を浴びた竹林は、神々しさにあふれ、歩いているだけで心が澄んでいきます。 感謝の気持ちであふれ出し、涙がこみ上げてくるのを感じながら、歩いておりました。 山頂から見た、ダイアモンドヘッドの火口。うつくしい。 このトレッキング中、夫はずっと私の後ろにいて、 本能や感覚のままにあちらこちらへ引き寄せられていく私を あたたかく見守りながら、どこかに行ってしまわないようにしっかりサポートし、 一緒に感じたり楽しんだり味わったりしてくれていました。 そんな夫の存在に、大きな大きな安心感をもらいながら、 生命力あふれる素晴らしい動植物たちにパワーをいたただき、 ただただ幸福感につつまれておりました。 * ホテルに戻ってきたのは、12時を少し過ぎたころ。 着替えをして、さくっとお昼ご飯を食べに行った後、13時過ぎにお部屋に戻り、 夕方までバルコニーでひたすらのんびりしておりました。 やわらかな波音につつまれ、さんさんと降りそそぐ太陽の光を浴びながら、 本を読んだり、のんびりぼーっとしたり、お昼寝したり。 至福のひとときを過ごしました。 夕方過ぎにはホテルのビーチに行って、夕日が沈むのをのんびりと味わい、 さらに幸せに。 「今」を心から愛し、深く味わい、その幸せにつつまれつづけた一日でした。

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