年賀状でタイムスリップ

お正月も明けて、 届いた年賀状を少しずつ整理し始めた。 捨てられない性分で、 以前は年賀状もご丁寧にも、その年毎にまとめて綴じてあったりしたのだが、 数年前にほとんど処分した。 引き出しを開けると、 捨てられずにとってあった 12年前の年賀状が出てきた。 12年前も戌年。 ちょうど大学卒業を前にしたお正月。 12年前は今みたいにパソコンも普及していなかったから、 プリントごっこあり、 スタンプあり、 手書きのメッセージがしたためられていて、 なんとも味がある。 社交辞令まじりに、 学生時代の仲間たちや、お世話になった人たちの、 これから社会に出るに当たっての励ましの言葉や抱負が書かれていた。 読み返してみたら、 やっぱり今年も捨てられなかった。 「もういいや。」って思えるまで、 もう少しとっておいてもいいよね。 あれから12年… きれいに印刷された年賀状の多いこと。 なんといっても、今年は子供の写真入りのはがきが増えた。 12年の歳月の中で、いろいろな環境の変化がうかがえる。 ちょっぴり複雑な思いで、それを読む。 私はこれからどのように歩んでいこうとしているのだろう… 迷える34歳。 今年もマイペースにいくかな～