横浜市在住の山中千佳子さんが入賞 ジュネーブ音楽コンクール
1日に開かれたジュネーブ国際音楽コンクールの作曲家部門の決勝で、横浜市在住の山中千佳子さん(30)=岡山県赤磐市出身=が、観客らの投票による賞など二つの特別賞を受けた。 作曲家部門はことし新設され、フルートのソロと五つの楽器による室内楽曲という課題が与えられた。最終選考の5人に残った山中さんは、東日本大震災のボランティアなどを通して抱いたさまざまな海のイメージを音楽で描写した「Uminari(海鳴り)」という約15分の曲を披露した。 山中さんは「優勝は逃したが、幅広い年齢層の聴衆に支持してもらえて素晴らしい機会となった」と喜びを語った。 山中さんは12歳から作曲の勉強を始め、東京芸大大学院音楽研究科で修士課程修了。国内外のコンクールで受賞・入選歴がある。(共同)こんなに素敵な人が同い年なんて!私ももっと自分を磨きます。