2010/05/17(月)18:15
ミスター味っ子 95話「響け料理人の詩・味皇の記憶を取り戻せ」感想
味皇様が戻ってきた。
しかし記憶がは戻らない。
当人は一馬と庭で畑仕事をして十分楽しそうだが、周囲は何が何でも記憶を取り戻して貰う!と息巻いている。
一馬も非常に楽しそうなのだが、陽一は店も包丁もほったらかしの一馬がなんだか気になる。
「今のわいには爺さんがいるからええのや」
みつこ、弟の首をサッカーボールのように蹴っ飛ばし、しげるはその首を追いかけていく。
元気な姉弟だね、で済ませた味皇様は阿部一郎が送ってきた自分の荷物を確認。
首を取り戻したしげる、険しい表情の男たちが包丁片手に歌いながら行進してくるのに遭遇する。
……字に起こしてみるとなんだこのアニメ。
普通こんな連中が来たら、年寄りと女子供裏口から逃がすね!
あ、そうすると誰もいなくなるかww
あの、平和な下町の一角の庭であまり大騒ぎしないで貰えます?
味皇料理会その他の皆さんは自分の得意料理を味皇様に振舞うことで記憶を取り戻そうとしていた。
だからって一遍に来るなよ!
毎日1万カロリー摂って死んだ評論家だっているんだから。
そしてそれを成せなかった者は皆、味探しの旅に出るという。
「全てを失うことになってもいい。その味(人間の記憶を奪えるほどの味)にたどり着けるならそれでいい」
ツンデレ代表小西・撃沈。
「何時ものようにオレを叱ってくれよ!」
ゲスト代表・銀八・沈没。
皆次々首を横に振られる。
「この夏が終わる前に旅に出よう」
いや爺さんにプレッシャーかけるなよ!
そりゃ一馬も怒り出すよ!
陽一はそれでも記憶があったほうがいい、と一馬を窘めるが、味皇様の持ち物の中から味頭巾の頭巾が出てきて空気が凍りつく。
皆味頭巾の正体に気づいてなかったのだが、特に衝撃を受けたのは味皇様・味頭巾双方に強い思い入れを持つ一馬だった。