今日は4回シリーズ「こどもの心と向き合う」講座の最終日。
講師は、子ども情報研究センター所長の田中文子さん。
川西市子どもの権利オンブズパーソンも兼任されている。
今日の講座のテーマは「子どもとおとなのパートナーシップ」だった。
今の日本での、子どもをめぐる問題点などを聞く。
親として聞くと、耳の痛い話ばかりだった。
今の日本の子どもは他国の子どもに比べて、自尊心が低いらしい。また日本の親も、自分の子どもへの認知度が低い。
自分のことを認めてもらえて初めて、人間は自分に対しての誇りを持つのだから、大人は子ども達をもっと信じるべきなのだろう。
最近の子は、甘やかされている・・・といって、厳しくするのは、問題をすりかえている。「甘やかせる」というのは、相手を低く見て、大切に思っていない態度なのだ。
子どもと大人には、対等のパートナーシップが必要だが、そのパートナーを支えるものも必要である。
パートナーの二者だけでは、どうしても無理がでてくるので、第三者がそれを支えるとベストなのだ。
またパートナーとは、「対等」「支えあう」というイメージから、同じモノをもつ者という印象を受けるが、本当は違うものを持っている者同士が、その違いを認め合うことなのだ。
認め合う第一歩は、相手の話を聴くこと。
「聴く」という字は、耳と目と心で聞くと書く。その字の通り体全体で相手の話を聴こう。
などという話を、聴いた。
大人も子どもも、お互いの違いを認めあえるようになれば、いいのになあ~。
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最終更新日
2004/08/18 03:58:40 PM
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