昨日までに大掃除をほぼ終え、今日はおせち料理の手伝いと買い物をする。
実家から遠く離れた所にいたときは、大掃除もおせち料理作りも一人でした。他の家族は猫の手にもならなかったし・・・。
そのときは、NHK紅白歌合戦を聞きながら(見ながらではなく)半泣きでトイレ掃除をしていたなぁ・・・。(遠い眼)
今は実家の近くにいるので、おせち料理の大半は、母にしてもらう。
クリスマスが終わって、すぐお正月仕度モードに入っているのに、大掃除だけでこんなに時間がかかっているとは・・・。(狭いマンションなのにね)
掃除とおせち料理を全部自分でするとなると、また紅白歌合戦を聞きながら涙するかも。
感慨にひたりながら、歳末商戦で賑わう街へ出る。
どこも人の列がすごい。
お年賀用の干菓子を買う時も、家族で楽しむための花びら餅を購入した時も、しばらく人にもまれながら立っていた。
この花びら餅、以前茶道を習っていたころ、初釜の日に出してもらった記憶がある。その時初めて食べて、見た目の美しさと、繊細な味わいに、すっかりとりこになる。
柔らかな求肥の中に、頬を染めたような色彩の白あんが詰まっている。そして両者を横切る形で砂糖漬けのごぼうが横たわる。
和菓子の材料に、ごぼうを使っていることに驚いた。
昨年は鶴屋吉信で、今年は福壽堂秀信で購入。さてどんなお味か、楽しみだ。
<門松や水仙の花などを買い求め、帰路につく。
水仙の花は、その清楚な姿と香りの高貴さが、気に入っている。
10年以上前、ベトナム人のピアニスト、ダン・タイ・ソン氏の演奏を聴くため、東京のサントリーホールにまで足をのばしたことがある。
そのときに、アンコールで彼に渡した花束は、両手一杯の水仙。
ソン氏のコンサートでは、何度か花束を渡していたのだが、水仙を渡した時だけ、彼からお礼のカードが届いた。
慌ただしい年の瀬、そんなときこそ遠い記憶が甦ってくる。
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最終更新日
2004/08/19 08:49:22 PM
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