奈良県で恐ろしい事件が起きた。
小学校1年生の女児が誘拐され、殺害されたのだ。
我が家の次女も小1。
とても他人事には思えない。
殺された女児は、GPS(全地球測位システム)機能つき携帯電話を持っていた。
犯人はその携帯電話を使って、母親に画像付きメールを送ってきたそうだ。
子どもの身を守るために持たせていた携帯電話なのに。
私も昨今の治安の悪化を心配して、子ども達にGPS機能付き携帯電話を持たせようかと考えた。
資料を取り寄せた会社の製品には、緊急時に携帯電話についているボタンを押すと、警備員が駆けつけるというサービスがついていた。
しかし、1回呼ぶごとに1万円かかるらしく、子どもがふざけてボタンを押したときのことを考え、購入は止めた。(苦笑)
いつでもどこでも連絡がとれる携帯電話は、やはり魅力的。子どもが使えるような簡単なものは、いつか持たせようと思っていた。
そこに、この事件。やりきれない。
携帯電話を子どもに持たせて、どこからでも連絡できるようにすることも安心かもしれないが、今回の事件から思うことは、やはり地域の安全を確保することが先決かなと。
子ども達は地域の住民で守っていくしかない。
我が家の近くでも、カッターナイフを持った男が何回か子どもを追い掛け回している。
ケガをした女の子もいたらしい。
すぐにPTAが動き、こども達の登下校時に通学路に立ち番をしたり、地域の男性グループが見回りをした。
こういう風に、みんながこども達を守っていかなければ、今回のような悲惨な事件が後を絶たない。
今日、入浴時に湯船の中で、小1の次女を膝に座らせた。
ずっしりとした重みと、柔らかく丸いからだ。
ぎゅーっと抱きしめた。
亡くなった楓ちゃんのお母さんが今どんな心境でおられるかと思うと、胸が痛くてたまらない。
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