JR福知山線の脱線事故は、数多くの家族を悲しみの淵に追いやった。
母親をなくした子ども、夫をなくした妻などなど、遺族の気持ちを考えるとやりきれない。
しかし、JRの運転手に対して嫌がらせや線路への置石が、多発していると言う
ニュースを聞いて、情けなくなった。
どうしてしまったんだ日本人。
あれだけの大きな事故があった後、どういう神経で線路に置石なんてできる?
脱線事故で亡くなったのが、自分の最愛の人だったら?ということは考えられないのか。
肉親を亡くして悲しんでいる人たちの姿が見えないのか。
またJRの運転手に嫌がらせをしている人たちは、何のためにそういうことをしているんだ。
正義感?
ほんとうにそうなのだろうか。
JR西日本に対して、本当に憤りを感じ、乗客の安全を守るように意見をいいたいのなら、もっと他に方法があるのではないだろうか。
個々の運転手に嫌がらせをして、何の解決になるのだ。
それは正義感などではなく、個人的なうっぷん晴らしではないのだろうか。
情けない。