でたぁ~、お姫様抱っこ!!
葉子が40代になろうが、大学生と高校生の子どもがいようが、お弁当詰めのパートをしていようが、ソンジェにお姫様抱っこされたら、すぐ恋する乙女になるのだ!
少々興奮気味な私。
兵役中のソンジェがソウルの町で再会した葉子は、ソンジェの記憶だけが抜け落ちてしまっている状態だった。
胸が痛くなるほど会いたかったはずなのに、懐かしいソンジェの顔を見ても、何の反応も示さない。
不審に思うソンジェ。
「ヨウコサン・・・?私ソンジェです」
ふと見ると、昭彦が鋭い視線を向けている。
「女房は病気なんだ。家族を裏切ったことを申し訳ないと思って自殺をしようとしたんだ。女房がこうなったのはお前のせいだ。それなのにお前はこうしてのうのうと生きている」
昭彦さ~ん!
葉子が一酸化炭素中毒になったのは、自殺でもなく、家族のためでもないんじゃないの~。
ソンジェと引き離された心痛で、軽い錯乱状態になったのではないかと思うんですけど・・・。
ソンジェの記憶を持ったまま、このまま何事もなく生きていくには無理があるほど、葉子は繊細な神経を持っていたということか。
でも、ソンジェの気持ちを思うと、辛いよね。
片時も忘れることが出来ない人が、自分のことを忘れているなんて。
しかもそうなった原因が、家族に対しての謝罪の気持ちからの自殺未遂だなんて。
実際はそうでなくても、こんな状態の葉子を見せられて、自分がいなくなってからの出来事を昭彦に説明されたら、信じるしかないよね。
これはソンジェにとって、身を切られるほどの苦しみだと思う。
よく5年間も耐えたよねぇ。(涙)
そして5年後、お弁当詰めのパートを午前中こなし(ここで私は「OUT」を思い出したよ。バラバラ殺人が起きませんように・・・。)午後からは安岡の陶芸教室で助手として勉強する日々。
忙しいけれど充実している。
5年前、心にポッカリと穴があいていたとき、何の前触れもなく葉子の心に入ってきたソンジェ。
あれは自分の心の隙間がそうさせたのか。
夫とも人並みな会話をし、子どもたちとも何とかやっていっている。
自分が陶芸に打ち込む費用は、自分で稼いでいる。
葉子はようやく自分の足で立ち上がったのだ。
葉子の陶芸の個展を開いた日。
ソンジェらしき人影が、ギャラリー安土に現れる。
気付いたのは安岡一人。
その夜、安岡と由紀は葉子のお祝いのため、スナックで飲んでいた。
「火事だ!」の声と共に、煙が店内に入ってくる。
逃げ出す客たち。
安岡と由紀は階段を下り、店の外に出た。
しかし葉子の姿はない。
葉子は煙に巻かれて、階段で倒れていた。
と、人影が近寄り葉子の腕を掴んだ。
うっすらと目を開ける葉子。
たくましい腕のその彼は、葉子を抱き上げ、一歩一歩階段を下りていくのだった。
見覚えのあるその顔。
葉子をいとおしそうに抱き上げているのは、忘れもしないソンジェ、その人だった。
悶絶~な終わり方だわ~。
予告を見ながら、また胸が痛くなった。
5年間もソンジェは葉子を忘れていなかったってこと?
思わず葉子を抱きしめているし・・・。
でも、弟ソンウの妻(同棲相手?)香織が出てきているし・・・。
来週からは、またソンジェと葉子のラブラブシーンが見られそう。楽しみ!
それにしても、今ごろジヌくんはどこにいるのだろう?
同じ大阪の空の下だろうか?
どんより曇った空を見上げ、ジヌくんを想う・・・。
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