「スマイルアゲイン」を楽しんでいるといいつつ、やっぱり「私の名前はキム・サムスン」は、私にとって忘れられないドラマなんですよね。
関連本を2冊買ってしまいました。
まず1冊目は
「韓国ドラマスターLIVE vol.11」
表紙はビニ~!!
「ヒョンビンに恋してる!28P大特集」なんです~。
付録DVDの特典映像が豪華!
ヒョンビン特集でCFや予告編などを6本収録されていて、35分たっぷり動くビニが堪能できます。内容は・・・。
1、ドラマ「雪の女王」試写会&制作発表会
2、「CONUS」TV CF
3、「CONUS」メイキング
4、映画「百万長者の初恋」予告編
5、「私の名前はキム・サムスン」ダイジェスト版~おいしいDVDのみかた~
6、「ノンストップ4ーヒョンビンに恋してー」予告編
私は特に5のサムスンダイジェスト版が見たくて・・・。
本誌のビニ特集もよかったです~。「サムスン」と「アイルランド」それぞれ全16話のストーリーガイドが掲載されているんですよ。「サムスン」ロケ地紹介ページもあるし。ゆっくりじっくり楽しめます~
さて2冊目は、
「キム・ソナが案内する『私の名前はキム・サムスン』」
朝日新聞社のHPでは、立ち読み?ができます。
こちらから。
オールカラーで写真もふんだんに使われています。なにより“サムスン”ことキム・ソナ姐さんが1話から最終話まで順を追って、それぞれの回の撮影エピソードを披露してくれているので、ドラマのストーリーを思い出しながら、『あのシーンは実はこうやって撮ったのね』とか、サムスンの心理状態はこうだったのねとか、ドラマをより深く味わいながら読むことができます。
最終話、ラストに近いシーンでサムスンとジノンが何かしゃべりながら歩いています。あの時何をしゃべっていたかといえば、ビニと2人でセリフを作ってしゃべっていたそうなんですよね。
サムスンなら、前に2人で一緒に歩いた場所だから、今度は2人の思い出になることをやりたくなるんじゃないかなって思ったんです。それで監督に「サムスンが『キスして』って言ったら、ジノンが『何、言ってんだよ、こんなに人の多いところで』と言い返して喧嘩をする、サムスンは階段を上ったところでまたせがむ、というのはダメですか?」と言ったら、「それでいきましょう」ということになったんです。
(「キム・ソナが案内する『私の名前はキム・サムスン』」朝日新聞社より抜粋)
ああ、それであのサイコーに可愛いキスシーンが出来上がったんですね~。
あのシーン、大好きです。
「キム・サムスン」がどうしてドラマチックなハッピーエンドにならなかったのか、以前の日記で私の考えを書いたんですけれど、
(2006、12/21の日記)韓国でもサムスンとジノンの恋が非現実的なハッピーエンドでないところがよかったという反響がすごくあったとか。国が違っても感じるところは同じなのかもしれません。
ラストのナレーションは最初「今日が最後の日のように。一度も傷ついたことがないかのように」で終わるはずだったのですが、ソナ姐さんがどうしても付け加えたくなったセリフがあったとか。
それが、「私、キム・サムスンを愛すること」というセリフだったんです。
30歳になって、自分をもっと愛する。
素敵なことだけど、なかなかできないと思うんです。恋も仕事もうまくいかなくて、結婚もしていなくて、自信をなくしている人も多いと思う。でも、そんな自分にもっと自信を持って、自分を大事にしていくことが大切じゃないかな、と。
いまの女性たちは、毎日がどんどん忙しくなってきているじゃないですか。人の世話や仕事で疲れて、自分自身を忘れている。でも、自分を一度振り返る時間を自分に与えることも必要。自分らしさに気づいて、ちょっとだけ勇気を持って、また前へ行ったほうがいいと思う。
自分自身を愛すること。
これはキム・ソナという自分にも言いたいことだったんです。
(「キム・ソナが案内する『私の名前はキム・サムスン』」朝日新聞社より抜粋)
サムスンの脚本家キム・ドウさんもインタビューの中でこう答えています。
「思い浮かぶアドリブは、第16話のエンディング・シーンのナレーションです。私が書いたナレーションにキム・ソナが一行、加えたのです。『私、キム・サムスンを愛すること』。正しく画竜点晴です。」
「私の名前はキム・サムスン」は、キャストとスタッフ、そして視聴者が一体となった本当に素敵な作品だったのですね。