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周防 灘の凪を望んで

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April 6, 2009
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テーマ:JOKE(491)
カテゴリ:JOKE
死期が近いことを悟った元就は、

輝元、元春、隆景の三人を呼んだ。

三人に元就はこう言った。

「各々、この矢を折ってみよ。」

それぞれに一本ずつ矢が渡された。

三人は苦も無くそれを折ってみせた。

「うむ。では、次にこの三本に纏めた矢を折ってみよ。」

再び、それぞれに今度は三本ずつの矢が渡された。

輝元は折ることが出来なかった。

しかし、元春は力任せに、隆景は膝を使って折ってみせた。

「父上、折ってみせましたが・・・?」

・・・・・予定と違う。

元就は狼狽し、次の言葉に困った。が、こう言った。



「う、うむ・・・。

 これはだな、三本の矢も折ることが出来ない輝元がこの毛利家を継ぐ。

 そこで、輝元は二人を頼りに、元春と隆景はしっかりと輝元を支え、

 三人協力して毛利家を守らねばならん。そう言いたかったのだ!」





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Last updated  April 6, 2009 05:26:07 AM
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