2006/10/15(日)20:03
電卓機能
電卓は、100円で買える物から1万円を超える物まで、ピンきりでありますが、手持ちの電卓の機能をフルに使いこなしている人は、どのくらいいるでしょうか。
かく言う私も電卓を使用するときは、もっぱら四則計算のキーしか使っていませんでした。(^_^;)
簿記の2級になると、複雑な計算が登場します。
会計計算に強い、便利な電卓というのが売られているのをネットで見て、欲しいなぁと思いましたが、今ある電卓も使いこなしていないのに、買っても無駄になるなと思い、今一度、手持ちの電卓機能を見直してみることにしました。
メーカーによって、テンキー以外のキーは同じ機能でも表示が微妙に違うようです。
※ここではシャープ電卓について説明します。
●CA:クリアオール
メモリー情報も含めて電卓内の情報は全て消去されます。
このキーに該当するキーはカ○オにはないそうです。
●C:クリア
メモリー情報、グランドトータルを除く、入力情報のすべてが消去されます。
●CE:クリアエントリー
入力した最後の金額だけが消去されます。
※C/CE:クリア・クリアエントリー
このように2つの機能を兼ねているキーは、1回押しはCEの機能、2度押すとCの機能を果たします。
●+/-:サインチェンジ(符号チェンジ)
計算の順序によって、式の途中でマイナスが表示された場合、表示をプラスに変えることが出来ます。メモリー計算を使用するより楽だったりします。また逆に、+を-にすることが出来ます。
●→(訂正):桁下げ
入力した金額や、計算した結果の数値を右側の1の位から消去していきます。バックスペースキーと同じです。
●GT:グランドトータル
複数の四則計算の計算結果を合計する機能を持ちます。
注:あくまでも結果のトータルを出す物で、引き算は出来ません。
また、GTキーを2回押してしまうと、GT機能は解除されます。
●M+:メモリープラス
表示されている金額、またはある計算により求めた金額をプラスして記憶します。
●M-:メモリープラス
表示されている金額、またはある計算により求めた金額をマイナスして記憶します。
●MR、RM:メモリーリコール
メモリー内に記憶されている金額を呼び出します。
●定数計算
同じ数を計算式に使う場合。
例 50+10=
50+20=
50+30=
の場合、
50+=10=60
20=70
30=80
となります。
●小数点入りの数字を打つとき
.02と打てば0.02と入力されます。
●000のキーがついているもの
千単位の桁を打つのに非常に便利です。
●00がキーがついているもの
0と00を併せて千単位とします。
●0のキーしかないもの(3級簿記攻略の場合)
0を3つ打つか、千単位は思い切って省略してしまいます。
省略した場合、何百円台が出てきたら、小数点を入れて打ちます。
私はこれ式で、かなり時間が短縮できました。
試験は、時間との闘いです。
いかに効率よくキーを早く打つか、もしくは極力少ないキー操作で計算をこなすかです。
これは日頃の練習で慣れていくしかありません。^_^;
計算が早く正確にできれば、問題を解く時間にあてられ、余裕もでます。電卓は、右利きの人の場合、左で操作できるのが理想らしいですが、そこまで極めるのは至難の業ですね。(^_^;)
せめて、右手に持つ鉛筆が電卓操作の邪魔にならないようにグリップ式にもって、右手3~4本の指をフルに使うようにしましょう。
私も特訓しなくては~~~。(^^ゞ