Anemaziro～アネマジロ的考察～

戦争のお話

以前住んでいた前の家の方が　東京大空襲に会ったそうです。防空壕に逃げ込めたものの、周りは火の海。落ち着いた所で外に出ると背中のお子さんは息絶えていたとか。
隅田川も戦火を逃れた人、死体でいっぱいだったそうです。
「ここが家！」みたいに紐を張って住んでしまえば　自分の土地になっちゃったんだよという話も聞いたことがあります。それくらい何もないほどに壊滅したという話も聞きました。

四国にいた母は　まだ幼かったのですが　他が空襲に会っているとき、その燃える炎で空が真っ赤だったと言います。
家が戦闘機に撃たれ、白壁に弾痕が残っり、その時祖父が顔を出してたところ、米兵の顔が見えるくらいだったとか。祖父は「24の瞳」で舞台になった小学校に勤務していたこともある校長先生をした人でした。

沖縄の悲劇も知らない方々は多いのでしょうか？
「ひめゆりの塔」にまつわる話なども・・・映画名は忘れましたが　これは映画になっています。
宮崎映画の「火垂る（ほたる）の墓」も見てみると良いでしょう。こんな思いをした人達が沢山いたのだろうな。悲しくなりますが、色々な事を感じさせてくれる作品です。何度も見たいとは思いませんが、貴重な作品だと思っています。