2004/04/17(土)22:22
20億!?/暗闇嫌いな写真家
20億円!!
だソウデス。例の救出費。
かかるのですねぇ。。。予想を遥かに越えました。びっくりです。
これも多分概算でしょうから きちんと積算したらもっとかもしれませんね。
ソースはここです → 朝日新聞ニュース
さて、日記を読んでくださっている方は ご存知ですが、アネマジロ○○ーの国シリーズでご存知の通り、アネマジロは あの9.11にカラチに出かけてシマイマシタ。(当日のお話は 究極の選択をゴラン下さいませ)
パキスタンの友人というのは 数年来のチャット仲間でして、写真を撮りたかったアネマジロは あまり興味のないままパキスタンに行ってしまったのでした。
イメージが湧かない場所ではありますが、遺跡好きのアネマジロ。モヘンジョ・ダロだの人生発祥の地に行きたいものだと思い勇んで出かけましたが、モヘンジョ・ダロは危険とのことでパス。
その前に 何故 怖いもの嫌いのアネマジロが写真を選んだかを。
不思議な力シリーズで 書きましたとおり、アネマジロはちょっとまずいものを感じるノデスネ。
そんな理由で 暗闇大嫌い・・・
暗闇には虫もでますし・・・(それについてはこちらを参照)
父が画家、弟が演奏家、母はオーダーメイドを受ける人なので アネマジロも色々と創作意欲が強くて、デザイン等をやったりスルノデス。
しかし 弟と1歳しか違わず 彼が音楽という不安定な道を歩んだもので、アネマジロは自分に合っていない職業についてしまっていました。
そんな折、やはり自分の内なる欲求を押さえられず、写真学校に通い出しました。その際に人と同じだと面倒です。絵だと父だし 音楽は弟だし、義理の妹夫婦には陶芸・・・
日本画を 例の恩師 東山魁夷氏についた方に相談したのですが 私が女性ということもあって内弟子にはできないという事になったのでんじゃ 写真にしよ と思いまして。
モノクロ写真は好きダッタンデスネ。そんなワケデ・・・
学校に入って 暗室授業がある時に 「あっっ やべ・・・」となりました。
暗闇 嫌いだったのだ・・・
その時まで 好きな事が学べるとあって 浮かれててすっかり忘れてました。
高校生の3年間と 社会人になってから5年、某外科医院に勤めていた事があります。
当然 X-RAY(レントゲン)があるわけですが、その現像はアネマジロの仕事でした。
当初 その病院は 先代の時に入院患者さんもいらした病院で 手術室もありました。アネマジロが行った時は もう2階の手術室も病室も使っておらず、そのまま残っておりました。
週に一度、その2階の掃除をせねばならないのですが、中央の病室を掃除中に 赤ちゃんの鳴き声を聞いた なんて話があるもので ほんと びびりながらやっておりました。
1階に ほとんどの機能があるのですが、怪我をした方が来ると レントゲンの指示が出ます。
今のように 明るい場所でできるシステムではありませんので、フィルムを取りに行くのも 現像も 暗室作業です。
これが 天井がそれなりにあって 長細い空間なんですが どうも 落ち着かない空間なのですね。
電気は 赤色灯一つにして それが専用カバーに入っているので ほとんど見えない。手探り作業になるわけです。
それで 現像するフィルムが X-RAYですから。
浮かび上がるのは 骨 デスシ・・・
頭部の時は やはり ビビリマスデス。
その場所は どうも 誰かがいるような気がしてしまって いつもドキドキしていました。窓などないのですが たまに空気の動きがあったりして・・・
いや~~ ほんとに 怖かった。
自分で現像をするようになって やはり 自分の好きな空間では そういう事は あまり無いノデスネ。
色々と浄化するようなグッズもありますので 変なものは 寄らないようです。
ただ、学校に行っている当時は 駅から3分くらいの4階にいたのですが、隣が小学校ですぐ脇にプールがあって。東側なんですが、朝は朝日が入って良いのです。夜は 東と南にある窓を開けるのが どうも怖かったノデスネ。いつも暗くなる前にカーテンを引いてました。その時は2部屋しかなかったのですが とにかく奥の部屋は 用事がある時だけの利用が多かったです。
完璧な暗室などは作れませんから 真夜中にしっかり暗くして作業をするのですが これはまた 大変といえば大変でした。
今はというと そこそこの広さと部屋数があるので1部屋を暗室にするつもりでしたが、今は母に占領されています。
ちょっと作業ができない状況デスネ。
プロラボに頼んだり、カラーが多くなってしまっています。
そんなアネマジロが一番心配になったのは 怪しい写真を撮ってしまうこと。
今までで 気になる写真は 20年前にコンパクト・カメラで撮ったパリの凱旋門の写真くらいでしょうか。
凱旋門にはレリーフが彫られているのですが、その色と同じなのに どうも大きさが違う顔が映っている。口元が赤いのです。
何度見ても 周りのレリーフにつながっているようには見えないノデス。
不思議・・・
と同時に気味悪いと思いながら どこかにしまってあるはず。
あとは 気がつかないだけなのかもしれません。
そんなアネマジロですが パキスタンにフィルム90本を持って旅立ちました。
続きは 明日・・・