ただいみゃヽ（=゜ω゜)ノ゛
１泊２日で小旅行に行ってまいりました。ちと面白おかしく書ける自信はないのですが、順を追って記録しておきます( ´Д｀ )←疲れ果て中



１０日　１１時過ぎ
出発。今回はいつもの相棒ＹＯＵ．と二人だけの身軽ツーでした。
我がアンジェリーナ号は果てしなく積載能力がない。小さなサドルバッグが一つ付いているだけなので、あらかたのものをリュックに詰めていこうかと考えていましたが、荷造りをしてみると・・

替えのパンツ＆Ｔシャツ
水着一式（海orプールに突撃予定ｗ）
・・・以上（ぇｗ


少ないじゃーん！でもサドルバッグにはマンガの単行本２冊がやっとくらいのスペースしかない。あとはプラグやら工具やらが入っている訳です。とにかくノントラブルで帰ってくる！これが至上命題！３６年前のバイクですから、いくら手が入っていると言ってもやはり何かしらはあるはず。よくトラブルになる箇所を補修できるものをバッグに放り込む。

そして残ったものをシートとリアフェンダーとサドルバッグの間(コレでわかる？)にゴムでくくり付けてみた！イケルじゃんｗ

が、これがあとで悲劇を生むわけです・・・・・ｗ





さて出発！
今回のルートは南海部品千葉店あたりが出発点で、うぐいすライン→Ｒ４０９→御宿にて水着ギャルを視姦→黒潮ラインを爆走して水着ギャルを堪能→千倉にて一泊→海沿いを走り(白浜、館山)保田経由にて富津岬へ→富津の海＆ジャンボプールにで水着ギャルを満喫→Ｒ１６号を爆走にて帰宅

そんな予定（どんなだ



出発してすぐに気づく異変・・そう、「夏い！」
とにかく暑い！からみつく様な暑さは容赦なく照りつける日差しと共に二人の体力を奪っていく・・。山間の普段なら空気がひんやりしてヘタをすると寒く感じられるような箇所すらうだるような暑さ。。どちらからともなく「きゅ、休憩はとにかくこまめにしよう」との提案が。
アンジェから昇ってくる熱気がワタクシの意識を奪ってゆくのです。信号待ちでは意識朦朧・・・あぁ、ママン、、、天国が見える・・目の前が真っ白になってゆくよ・・・



ｲｶｰﾝ！(#ﾟДﾟ)

死ぬ！マジで死ぬ！Ｒ４０９にて茂原市外を通っている時にはすでに二人は「瀕死」ｗ

犬「このまま直進だと御宿だけど、、、」

Ｕ「・・・うん」

犬「右に曲がると勝浦に抜けられるけど、、、」

Ｕ「・・・うん」

犬「・・・ショートカットを提案します」

Ｕ「・・承知した！」



選択肢などなかった訳です。とにかく湿度がヤバいわけです。日差しが暑くて云々じゃなくて、汗をかいても、その状態で走行しても体温が下がらない。
水着ギャルを視姦する計画は脆くも崩れ去り、目標は「生きて宿にたどりつくこと」に変更ｗ

Ｒ２９７を使い、勝浦に出て、黒潮ラインに乗る。後はこの道を使って館山までずーっと海沿いを走行。
所々にある海水浴ポインツを横目に、ある意味戦いを繰り広げる二人。思えばあまりバイクとすれ違わない。平日だってこともあるんだろうけど、バイクはムリだ・・。


途中コンビニに寄る時は必ず日陰を死守。
ＹＯＵ君のＤＳ１１は元気に走ってる。しかし乗ってる人間がすでにスクラップ寸前。車高がベタベタですからコンクリートが熱によって変形している箇所などでは相当苦労をしたハズ。まったく曲がる性能がなくなっておりますから、常に緊張の連続。しかも彼は大きなリュックをしょっていたので背中から疲れていっていました。
我がアンジェリーナ号は・・もはやショベルの宿命ですが、軽いオーバーヒートの連続。熱ダレなど当たり前状態でした。信号待ちで弱くなってゆく鼓動・・・人間もキツいがショベルも限界です。走行中はまだ風が当たってるのでいいのでしょうが、信号待ちでは我慢できないんでしょうね。アクセルを開けていないと止まってしまう。
その度に休憩でした。
フレームまで熱が伝わる。ステップにまでエンジン熱が伝わり、ブーツの底が溶けそうでした。オイルキャップを開けると湯気が出てる・・オイルから湯気！？


そんな状態でなんとか宿到着。到着して部屋にて倒れこむ二人。そのまま１時間ほど気絶していたのでした・・・・・ｗ






さて本日の宿はその名も「しあわせ荘」ｗ
なんて怪しげなんだ・・しあわせそうってｗ温泉がある民宿でした。
ま、メシとか温泉のことは省略いたします（察してくれ/･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ

そして夜の時間が始まりました・・ｗ

風呂にて
Ｕ「ねぇ」

犬「ん？なんだ今ティムポ周りを洗うのに忙しい」

Ｕ「今夜枕投げ・・・しちゃう？」

犬「・・・ｼﾈｰﾖｗ」

Ｕ「二人じゃ寂しいモンねー」


夜になってなぜか俄然盛り上がるテンション！がしかしそのテンションを発揮するようなイベンツもなけりゃー、スポッツもなく。なんせコンビニまでバイクで片道１５分くらいかかる場所。なーんもありません。
部屋は布団を二つ敷いたらあと机で終わり、そんな広さ。


とりあえず布団にてＴＶを見ながら語り合う二人。まるで修学旅行の夜ｗ

Ｕ「クーラー涼しいねー」

犬「うっそ、俺汗が止まらないんだけど！！」

Ｕ「日に焼けすぎｗｗｗ凄いよ真っ赤になってるよ」

犬「くぅぅ、こりゃ今夜は眠れネェ(´Д⊂」



・・・しばらくして



犬「ねぇクーラー暑くね？」

Ｕ「そんなことないってー大丈夫かよｗｗ」

犬「やばいかなぁ俺・・。」




・・・しばらくして


Ｕ「いやー、クーラー暑くね？」

犬「だからさっきから言ってるだろうが(#ﾟДﾟ)」

どないなってんねんｗ


しばらくバイクの話、ダーツの話、ﾁｮﾒﾁｮﾒの話などで盛り上がるｗｗ（超楽しい


犬「夜何観る？」

Ｕ「はだしのゲン観ようぜ」

犬「ナニそれー？」

Ｕ「いいから観ればわかるぜ」

犬「オーシャンズ１２やるよ？ま、いいよ観るか。でも泣いちゃうようなのヤダよ俺ー。すぐに泣くから！そんなんなら俺は先に寝る！」

Ｕ「寝たらジャンピングエルボーが炸裂するからｗｗｗ」

犬「ウザいからｗｗｗ」



犬号泣･ﾟ･(ﾉД`)･ﾟ
だめだ・・・中井貴一素晴らしすぎる(´Д⊂ｸﾞｽﾝ



終わり、ウダウダ過ごす。
日に焼けた箇所が熱を帯び、とてもじゃないが眠れない！が、なんとしても先に寝てやる！（意味ナシ

Ｕ「いやぁ俺枕が変わると眠れないんだよねー」

犬「マジで？じゃあ悪いけど俺、先に寝かせてもらうわｗ」

Ｕ「寝てることがわかった瞬間ジャンピングエルボーだからｗｗ」

犬「ウザいからｗｗｗ」


その繰り返しｗ



ＴＶを観ている以外に何もやることのない夜、自然と爆睡に入れれば一番いいんだが、なぜか眠れない。

犬「しかし何にもないねー。ＴＶの電源を自然に切れるようにして寝ようぜ」

Ｕ「えー、俺そうするといつ切れるのか気になって眠れないんだよねー」




枕が変わったら、ＴＶのタイマーを使ったら眠れないと言っていたＹＯＵ．氏、即就寝。


おかしくね！？眠れないんじゃなかったの！？

この時日付が変わった頃・・。そこから一人で眠れぬ夜を過ごす。。おかしい。眠れない。そしてとにかく暑い！汗が滝のように流れる。（クーラーは効いている）
やっとうとうとできたのが２時過ぎ・・。

そして、ふとまた目が覚める。


「カサカサカサ・・・」



　Σ(ﾟДﾟ；はっ！なんだ今すぐそばにて発生した異音は！？

薄暗い部屋の床を見る。俺はすぐに気づいた。その存在に・・・


ヤツは床から壁を経由して天井に達しようとしていた。
この密室の空気を動かす存在・・・ＹＯＵの寝息と・・・クモ！キサマ何者じゃーヽ(｀Д´)ノ（クモだってば


手のひらサイズのクモ参上。壁を頻繁に動き回る！！
もうそれが気になって眠れないワタクシ。起きて殺害にいたるか・・それとも無視を決め込むか・・ただでさえ睡眠不足になりそうなのにこんな夜中のバトルなんて願い下げだ。しかし、ヤツめコチラが気づいていることなどつゆ知らず、のそのそ歩いてみたり、急転換してみたり！非常に気持ち悪い！！

結局まどろみに包まれ、気にしつつ寝ていたので少し寝ては起き、寝ては起きを繰り返し・・・




朝を迎える( ´Д｀ )

寝た気がしない。隣じゃ眠れないとか言ってた誰かさんがまだ爆睡中（素怒


７時前にＴＶを付け、二人とも起床。

犬「おはよう」

Ｕ「・・・うん、おはよう」

犬「枕変わると眠れないんじゃなかったのか？」

Ｕ「・・おかげさまでよく眠れましたｗｗ（照」

犬「・・・（怒」


犬「ちっとも眠れなかったよ。エキサイティングな敵が出現してさぁ。アイツどこいった」

Ｕ「ナニナニ？」


部屋の入り口のドアを開けると壁をダーーーーッ！と走り出てきたクモ。

Ｕ「うわおーデカイじゃん！」

犬「コイツが気になって眠れんかった・・・」



起きたてなのに疲れた体を起こし、食事を摂る。朝風呂に浸かり、なんとか体力回復を図る。




９時過ぎ、しあわせ荘出発！


つづくｗ