836689 ランダム
 HOME | DIARY | PROFILE 【フォローする】 【ログイン】

【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! --/--
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Profile

☆犬☆

☆犬☆

Favorite Blog

Comments

 http://buycialisky.com/@ Re:月下の夜想曲。(09/30) professional cialiscialis vs viagra for…
 http://buycialisky.com/@ Re:インフルになりました(03/06) kann man cialis in holland rezeptfrei k…
 http://buycialisky.com/@ Re:テーボー(09/08) order cialis generic 32 pillscialis 5 m…

Freepage List

2010/11/21
XML
カテゴリ:つれづれ
 
11月21日の日曜日。
 
4時。
まだ今日になってから一瞬たりとも寝ていない。
長い長い夜を我慢していた。熱は40度を超えている。
とにかく苦しい。寒気と頭痛が尋常じゃないレベル。扁桃腺が腫れあがり、指で触ってみると面白いくらいに皮膚が盛り上がっている。
これだけの状態なのに、まだ何の対処もしていない。自分でどうこうできるレベルはとうにすぎている。こんな時、一人暮らしだったらどうするんだろう。救急車呼んでいいのか?
父親が起床。よし、発熱対策を願い出ねば!
・・が、あまりに体の節々の痛みと頭痛により声が出ず。
父親は気づかずに一階に下りてしまった。
 
 
5時。
母親が動き出す。よし、今度こそ、、、、、だ、ダメだ!呼ぶ力すら奪われていた。階段を下りる母の足音が、無情にもこだまする。
た、助けてくれよーっ!!!!
 
今まで経験したことのない頭痛に、何もできずに終わった。
こんなに近くを救助が通るのに、SOS発信が出来ないとは。。
 
 
 
 
震える自分の手を見ながら考える。。なんとかしないとこれは本格的にやばい気がする。
あっ、携帯があった!枕元には電池のなくなりかけた携帯が。これで電話すれば・・・
母に電話をする。
 
「こ、氷枕をお願いします・・・」
 
 
 
事態を素早く把握した母が氷枕と、タオル、着替えその他を準備して二階へ上がってきてくれた。
「アンタ、熱測ったの?何度?40度?バカじゃないの」
いやいや、そんな・・・・
「寝てなさい」
言われんでも。
 
 
 
9時。
相変わらず、一睡もしていない。
母親が病院へ行けと言う。今日は日曜ッスよ。。
休日の当番医を探してくれたはいいものの、今度は自分が動けず、病院に行けない。この時体温は40度。世界が歪んで見える。寝ている真上に◎←こんな丸が小さいものと大きいものの組み合わせの蛍光灯があるのだが、楕円に見えたり、左右に揺れたりする。凄い世界に旅立ってきたものだ。
壁の繋ぎ目が裂けて見えたりする。今にもそこが口になってしゃべりだしそうだ。
「アンタねぇ、病院いかなきゃ治んないんだからね!」
母親に促され、病院に向け動けたのが11時前。そろそろ一瞬でもいいから寝たいものである。
 
 
11時15分。
病院着。
休日なので混んでるかと思いきや、そうでもなかった。
10分も待っているとまもなく診察室へ通される。
病院までも車からもそうだったが、まともに歩けない。節々が痛すぎることと、平衡感覚がなくなっている。手すりを捕まりながら、洗髪をしたまま外出してきたのかと言いたくなるくらい髪の毛と顔がビショビショな俺を見て、先生が仕切りなおす動作をする。
「きょ、今日はどうされましたか???」
 
 
思い返せば先日から調子が悪かったこと、土曜の夜から急に発熱しだして今に至ること、毎年扁桃腺炎を患い、今年はすでに1度やっていること、普段かかりつけの医者に、症状が出たら飲んでいいからと前もってもらってあった薬を飲んだことを伝えた。薬は持ってきていた。
「これね。これ飲んでまったく効かない所をみると、抗生剤が効かなくなってるんだね。じゃあ今日はもう一ランク強い抗生剤出します。それから点滴もしていくよね?」
治るんならぜひ。
念のためという事でノドを診察。
「はい、あーって言って。はい、あーーーーー・・・・・うおっ、すげぇなコレ」
そんなに凄いですか。
「普通さ、扁桃腺って白くなるんだよね。それでかなり痛い。もっとひどくなるとそれが硬くなる。そうなるとつばも飲めなくなるんだけど、今回の犬さんの場合、その先行ってて、その白いところが膿んで化膿してる。」
程度としては最上級に悪いらしい。
「これじゃ40度出てもおかしくないね。抗生剤ジャンジャカ注入しまくらないと」
ヤクまみれになれとのこと。
診察中、あまりの発汗量(髪の襟足からポタポタ落ちてた)を見て、看護師さんがガーゼをくれた。若いお姉さんだった気がするが、ネタに出来るほど記憶にない。さすがの俺もそんな状態じゃなかった。
別室に通され、点滴。
抗生剤の検査?だかなんだかと言われ、二回ちくっと注射された。これが凄い痛かった。爪先でつまんでつねられているのかと思った。
「じゃあこれで反応見るので15分お待ち下さい」
いくらよくなるとはいえ、早くしてもらいたいものである。こちとら秒単位で体温を1度上げることがたやすい状態なんだから。
眠ることも出来ず、ただひたすら15分待つ。
「よし、OKですので点滴を始めますねー」
若い茶髪のお姉さん看護師。何度も言うが普段だったらあのマスクの下のおクチにどうこうと書くところだが、早くしろよクソヤローとか思った自分、ごめんなさい。看護師さんには何の罪もありません。
点滴の針も入り、薬剤を落としだす。
「だいたい30分なんで、お願いします~」
おッせんだよ!もっと早く落とせや!もっと早くしても負担かからんじゃろ!と思ってた自分の余裕のなさ加減、今思うとかわいそうなヤツ。ダサいな俺。
待合室でかなり父親を待たせてしまった。
 
 
自宅に戻り、わざと冷ましてもらった素うどんを3クチほど食べ、薬を飲んだ。
これで楽になれる・・・
「アンタ、明日どうするのよ?みんなに連絡しておきなさいよ」
そう、22日は平日なんだが、夕方辺りから古いバイク仲間を集めてガレージでバーベキューをする予定だったのだ。
なんとかみんなに連絡せねば・・・。どうしようか、、、みんな俺抜きだって集まれる人たちなんだから、集まって他で遊んでもらうか?それとも延期にするか?
力を振り絞り、電話をかけたりメールを作成。
結局延期案でまとまる。みんなごめん・・・・ 
 
 
 
 
15時。
青森の友達からダーツバーについたと連絡が来た。返信がしたいんだが、文字が見ていられないんだ。震える手でなんとか風邪で動けないと連絡。本当は風邪じゃないんだが、動けないことを伝えるならこれでいいだろ。
この時熱は38.5度。
 
 
 
20時
夕飯もまともには食べられず、夜を迎える。
会社に休む旨の連絡。
長い夜になりそうだ・・・・・
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2010/11/26 04:53:06 PM
コメント(1) | コメントを書く
[つれづれ] カテゴリの最新記事



© Rakuten Group, Inc.
X