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びっくりするほど保険金請求がきていて、これからも増えそうです。 被災した現地でのお亡くなりになられた数だけではありません。少し前に日記にした「高度障害」になられての請求が増えると思います。 生きているんだけど動けなくなってしまった方。 元から病気で具合悪かったが治療を受けられず悪化してしまった方。 助けるために大怪我を負ってしまった方。 マトモな動きがとれなくなれば、本来そうなることはなかったことが起きる。 助かったのに避難所で亡くなられる方も多いようだし・・・・ 高度障害給付金については1月19日の「隠されたパワー!」をご覧下さい。きっと役に立ちます。 今日はまた別のお話。これも確実に役に立ちます。 「リビングニーズ」って知ってますか? 元来、死亡した後にしか支払われなかった死亡保険金を余命6ヶ月以内と診断された時に支払われてしまうと言うもの。 死亡保険に無料で特約として付加します。このお話。 ------ リビングニーズ特約のルーツは、1989年に遡る。 ある保険屋がエイズ患者に対するボランティア活動をしていた。その一環としてエイズ患者が収容されているホスピスでボランティアをしていた時、衰弱した体で懸命に生きる余命いくばくもない患者を前にした保険屋は、何か自分でできることはないか、と思わず尋ねた。 「私に尊厳ある最期を迎えさせて欲しい」 その患者が答えた、彼はエイズの治療にかかった高額な医療費を借金として抱えていた。生命保険には入っていたが、その死亡保険金は、当然のことながら、死後にしか受け取ることはできなかった、切実な悩みを抱えていた彼は、保険屋が生命保険会社の社長をしていることを知ると、こう言った。 「僕はもう余命がいくらもない、生命保険には入っているのだが、死んだ後に保険金をもらっても仕方がない、自分がまもなく死を迎えることはは確実なのだからその保険金を、死ぬ前にもらうことはできないだろうか・・・」 保険屋は会社に戻ると早速、この患者のようなケースで、死亡保険金を前倒しで支払えないものか、経営幹部を召集して相談した。 当初は、現実的かつ悲観的な「実現できない理由」と、「前例がない」「そんなことやる会社はない」と言った常識的な反対意見が延々と並べられた。しかし、それを保険屋はひとつひとつ乗り越えていった。 その働きによってこのエイズ患者の人生最期の願いは叶えられた。 保険金を受け取った彼は、早速、滞っていた医療費を清算した。さらにはクリスマスに実家へ帰る旅費、家族へのプレゼント、そして病状がもっと悪化しても最後まで自分で身の回りのことができるようにと洗濯機を購入し、残った分は教会に寄付をした。 「私はいま、大変に安らかな気持ちだ。」 ホスピスに、保険屋がこのエイズ患者を最後に見舞った際、彼はそういうと、深深と頭を下げた。 この後、このリビングニーズは日本にも導入されたが、もの凄い反対にあった。 「余命を告知した証明書に署名した場合の責任問題はどうなるのか、それに守秘義務の問題についてはどう対処するのか」 言い換えれば「余命告知を前提とした商品などとんでもない!」ということ。 しかし、この素晴らしい制度は根付いた。 余命を、大切な人と大切な時間を、より大切なものにするために貢献できる制度。 その後、リビングニーズはスタンダードになった。 --------- 生命保険にはこういう使い方もあります。 私のお客様には100%つけてあります。 いつもアホ言ってますが、安心が届けられた時に、本当に仕事をしたと実感すると思います。。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2011/03/17 11:04:19 AM
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