記帳(簿記)について 15-3
今日は、2、資金繰りとの関連を考えていきましょう。売掛金は、企業間信用による一定期間猶予(入金や支払を)があること。つまり企業間信用ということになりますと売掛金(請求金額)と入金の期間がいつの時期か(入金サイトという)によって、支払いのスケジュールにも影響してきます。具体的業務の流れは、納品→納品書サイン→請求書・売掛金→入金と支払。ですが、業者への信用力という意味では、支払いは早ければ早いほうがよいです。取引開始当初にお客様に会社の方針や考えを伝え、入金も早ければ早いほうが良いです。また、入金が早ければ、売掛金の貸し倒れリスクの抑制にもなります。では、入金サイトは、通常どのぐらいか?と考えると業界慣習にもよりますが一般的には、月末締→翌月末支払が一般的なようです。したがって、売掛金については、資金繰りの観点からも大事ですが営業との関連で、入金サイトの早期化、貸し倒れリスク抑制化も含め全社的な取り組みで運営していくのが理想的と考えますが皆様の会社ではいかがでしょうか?