|
カテゴリ:企業調査、決算書で与信運用と与信管理強化
今日は、貸倒の損失の回避手段とされている「取引信用保険」について考えたいと思います。取引歴のない新規取引先は細心の注意が必要です。取引実行後に相手がわかる場合(上場企業を除く)がほどんどです。その見えない信用リスクを回避する手段(対策)が取引信用保険です。
取引信用保険は、以下のメリット(信用リスクヘッジ)デメリットが想定されます。 <メリット> ●キャッシュフローの安定化 貸倒損失の早期回収が図れます。 債務不履行による貸倒債権の回収には、時間と手間を要します。 ●与信管理の充実・向上 ●金融機関への格付け(融資を受けている場合)の向上 <デメリット> ●債務不履行がなければ無駄になる。 ●事務コストが発生する。 来月は、専門家との提携関係を考えて行きます。 尚、本内容は、佐藤個人の独自資料ですが、参考資料として利用することを想定しており、取引信用保険加入検討・実行については、保険代理店や保険会社に必ずご確認願います。その実行により生じたあらゆる損害について、佐藤個人は、その責任を負いません。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2004.11.30 14:04:12
コメント(0) | コメントを書く
[企業調査、決算書で与信運用と与信管理強化] カテゴリの最新記事
|
|