飲食店・居酒屋の裏方を知り、違った味わいを楽しもう!

2005/07/04(月)20:29

居酒屋(飲食・外食)さんの資金繰りについて

飲食店・居酒屋専門、記帳・経理代行(68)

みなさま こんにちは。 今日は、居酒屋(飲食・外食)さんの資金繰りについて考えてみたいと思います。 居酒屋(飲食・外食)さんの様々な事業計画を拝見する機会がよくあります。様々な計画要素を含んだフォームなので、大変にすばらしいと思いますが1点申し上げたいのは、その計画書は、「自分で記載順番や記載内容を考えましたか?」ということなのです。と申しますのも損益計算書のみの損益計画の事業計画が見当たるケースがあり、「電話相談」を受けた際に私が逆に質問をさせていただきました。「その出店計画のお店の1年後の会社の財政状態はどう把握されていますか?」と・・・。 その方は、返答に困っていました。。。私は、損益計算書だけでなく財政状態を表現(数値化)してくれる貸借対照表も作成させることをお勧めします。とお伝えし、話しは終わったのですがその方からは、2回目の相談はありませんでした。。。上手く運営されていることを祈るばかりです。 私は、居酒屋(飲食・外食)さんを「リッチ産業」と捕らえております。一度、立ててしまったものは、二度と取り返しがつかないということなのです。事前の計画の読みが浅かったばかりに業績が落ち込んでも(計画どおりに進んでいない)「後悔しても遅い」のです。計画後(開店後)毎月の試算表作成は、生産性分析や売上の必要見込み金額を把握、計画対比検討する上でも重要ですが事前の事業(経営)計画の精度(魂が入っている)が高いのも重要です。経営者自ら事業計画を作るのをお勧めします。自分の考えを整理するのにも有効な手段だと思います。

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