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カテゴリ:事業収益
今日は組み立て方を考えていきましょう。
ロスのことを考える前に前提条件と申しますか留意点を お伝えしたいと思います。季節要因や仕入商品そのものの 特性で、入荷しずらい商品もあります。 EX)鳥の仕入れで夏場は、砂肝やレバーのフレッシュ入荷 は極端に減少します。鳥が夏バテし、体重が減り、歩留まり も悪くなること、需要が多いことが要因で常に不足している等です。 できるだけ要望にこたえようとすると仕入を多くして おかなければいけない商品も多いかもしれませんが、 それでは、お客様が来店されない場合には、廃棄しなければ ならないケースもあります。 商品廃棄はそのままお金を捨てるようなものですので、 極力避けなければなりません。 では、廃棄を極力無くす(改善する)ためにどのような 目標(期待成果)が必要か、またどのように配置や制度を 変更すれば改善され、目標(期待成果)が達成されるのか お店での管理方法としては、廃棄の場合は必ず社長の決済を得る等 極力少なくするような仕組みが必要ですね。 ロス回避の仕組みづくりとして考慮すべき項目は 以下のように考えます。 ▼重点商品の季節ごと、曜日ごとの大まかな量の把握 ▼適正な在庫量の把握(季節・需要・商品特性を考慮) ▼在庫は、(理想は毎日)各商品ごとに量と金額を算出し報告 ▼仕入業者の発注頻度の把握(時期、時間帯、発注量、方法を考慮) ▼仕入業者の納品頻度の把握(時期、時間帯、発注頻度、単位を考慮) ▼仕入業者の納品方法の把握(時間帯、場所、伝票、検品を考慮) 一概に小生の考えが正しいとは思っておりませんが 会社は営利目的で、運営しているため、顧客満足と 利益を同時に向上させる(二律背反)ための管理体制を 構築しなければなりません。 TOPと接客店員では、理想は、上記のように2要素を 同時に満たすことですが組織で行っているため重点目標を 役職で、段階的に変えておくことが必要ではないかと考えます。 現場店員は直接お客様と接しているため、TOPは、 財務、人事、店舗管理等経営全般を見るために役割分担を 行うということです。 TOPの仕事としては、上記のように管理項目は ありますがいかに店員にシンプルに伝え、業務を極力 少なくするかの知恵を絞らないければ、方針として 考えていたことと回避していると店員のやる気を 削ぐ行為になってしまう可能性があります。 チェックは、現場でしかできませんので、店舗での実績と 計数化した場合に乖離がないかを▼の項目によって回避 できると考えます。 現物は現場業務に集中していただき、アウトソーシングで 集計と客観性と情報提供機能を補完することも計数化する 場合には、必要と考えます。 それだけ数字というのは、管理プロセスが明確であれば 因果関係がはっきり見え、改善課題も早急に優先順位づけ 可能であります。また、それを行えば、業績が向上する ことが多いのではないかと考えます。 明日以降は、無形の▼数値化できない経営内容(要素)を 1ケずつ考えて見ましょう。その後、ROAを分解して 総合指標の理由と店舗での数値が経営(店舗)成績に どう関係(因果関係)してくるかを考えて見ましょう。 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
2006.01.16 10:42:16
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