親子登山.4.29

2017.04.30

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カテゴリ：登山

くじゅう登山（坊ガツルキャンプ）

今回は、GWに家族でキャンプを予定しているのでその前に、登山に行くことに。

準備をしていると9歳の長男が「行ってみたい」と言ってくれたので初めての山キャンプに

連れていくことに。

この子連れキャンプが、後程紹介するとてもいい出会いにつながるとは。

朝4時起床。4時半宮崎出発。8時長者原駐車場到着。

準備を整えいざ出発。

ぐんぐん登っていく長男君。

砂防を過ぎたぐらいから雲行きがなんか怪しい。

一応、スガモリでくじゅう山頂を目指すか、そのまま坊ガツルに行くか迷ったので、スガモリ越え

ルートを選択したのですが・・・・・。

スガモリ越え手前のガレ場。勢いよく登っていきます。しかし、雲行きだけでなく風まで

出てきました。何とかスガモリ越えまで到着。先に来ていた人たちが「今日は、風が強すぎる」

「今日は、山頂はあきらめて帰ろうかな」と話しているのを聞いた長男君は、ガスの中歩きながら

「やっぱり山小屋が良かったかな～」と言い出しました。まあそのぐらいのことは予想していまし

たが、山頂をあきらめ法華院温泉に向かっていると雲が晴れてきました。

川の音がし、人声がし始めて元気を取り戻しました。正直こんなに歩いてくれるとは思ってい

無かったので頼もしく感じました。

とりあえずご褒美のラムネと少し早いけど生ビール。

本当は、飲むるもりではなたったのですが。先に到着していたいい年を重ねた山の先輩らしき

方がおいしそうに飲んでいたので我慢できずに・・・・。

この山の醍醐味の一つ、生ビールも自販機もあり。

いざキャンプ場へ。すでに結構な数のテントが張っており不安もなく、ずんずん進む長男君。

坊ガツル手前の小川が気になる、気になる。

天場は、こんな感じ。GWって感じ。奥に見えるのは、大船山。このころは天気最高‼

ただし、風か強く、テントを張るのをしばらく待機し、うろうろ。

何とか風の少しかわせそうな場所を見つけ設営完了。

しかし、ここはまだ焼き畑の影響が大きく結構すすがつくことに後から気づきました。

設営中、長男君はさっきから気になっていた小川へ。

小川で遊んでいるとほぼ同学年のお友達がすぐにできました。

やっぱり九州のメジャーポイント。子連れ登山もちらほら、子供は、子供同士で遊びたいよね。

福岡から来たお友達と初めは、恥ずかしかった長男君。これもお約束の川に落ち靴がビショビショに、

これを機にいろんなお話を。楽しかったね。

子供以上に僕が安心しました。夜寝てくれなっかったらどうしよう。夜中に帰りたいって泣かれたら

どうしようと心配していましたが、同世代の友達ができたおかげで長男君は不安を感じなかったみたい。

この後、温泉に行き、ご飯をたべ、星空をみて、ISS（国際宇宙ステイション）か人工衛星かが見え最高

の一日を終えました。

次の朝、思いのほか熟睡でき朝日が昇る前に起床。

いつもの大人登山だと、もう一山と焦って山登りをするけど、今回は、子供たちのおかげでゆっくり。

少しして、後ろを振り向くと。

大船越しの日の出。6時55分。

一気に気温上昇。太陽のエネルギー最高。

結構な人、テントの数でしたよ。

また、子供たちは小川で水遊び。交代で子供の面倒を見ながら大人は、撤収準備。

ここで新たな友達が、保育先生のローカルの男の子が仲間入り。

さすが地元、元気がいい。

無事にパッキング終了。3家族でボチボチ下山。ローカルのソウちゃんがぐんぐんみんなを

引っ張って行ってくれます。

途中で長男君かこけたり、しんさん（ソウちゃんのお父さん）の落とし物、ミーちゃんの不調など

ハプニングがあったけど楽しく下山。

何せ子連れ3家族だったので、道を譲ってくださる登山客の方々ご迷惑をおかけしました。

ありがとうございました。

いよいよ終盤。

無事、下山完了。みんな名残惜しい感じでお別れ。

今回の山行は、子供の貴重な財産にもなったし、僕自身もいい思い出になりました。

いつもはガンガン登ってたいして山で誰かと話すわけでもなくって感じでいたが、

自分より山のキャリアのある家族と会え、すごく刺激になりました。

しんさん、しまさんありがとうございました。

また、いつか坊ガツルで集合です。

子連れで登山を考えられている方々、くじゅう山はお勧めです。でも、山は山です。

万全準備と無理に山頂を目指さず、お子様と山で過ごす時間を大切にしてください。

そうすれば無事に山から下りてきたときに「楽しかったな～」って子供が行ってくれますよ。

これから登山シーズン到来。それぞれの登山スタイルを見つけてくださいね。

今回の山、天気、出会った方々に感謝し長男君との初坊ガツル報告を終了とします。

ありがとうございました。