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クラカメと現像(+旅)

クラカメと現像(+旅)

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今回は利点その2「温度管理」について書く。
一般的に、モノクロに比べてカラー現像は難しいとされるが、その理由の一つに温度管理がシビアと言われている。
確かにナニワの説明書でも温度の誤差がプラスマイナス0.1℃以内になるように、と書かれている。私の場合はペットショップで買ったデジタルの熱帯魚用水温計を使用しており、0.1℃単位での表示がされるが、実際にその精度が出ているかどうかは疑問である。
また、説明書には30℃と38℃の二通り処理時間が書かれているが私は38℃で現像している。
実際にモノクロ現像をされている方なら20℃前後の温度調節は夏・冬とも難しいことを体験されていると思うが、実は38℃という温度は夏でも冬でも風呂場の給湯器で調節しやすい温度なのである。(真夏では水道水ですら30℃近くになることを考えると、少し暖めるだけで適温になるこの温度がやりやすいことを実感できる)
冬場なら39℃から38℃後半くらいのちょっと高めの温度から処理を始めることで、現像途中で丁度いい温度になるし、夏場なら38℃前半くらいから始めても、温度低下が少なく一定の温度を保てる。
さらに、高温処理では3分15秒という短時間で処理できるため、温度変化の影響も少なくて済むのである。
私の調温方法は、ペットボトルに入れた処理液を40℃前後(冬なら更に2~3℃高め)の湯を張った洗面器に入れておき、数分後手で持って「ちょっと暖かいかな」くらいの加減で湯から上げて、水温計で適温になったことを確認して処理するといった具合である。ただ、かなり適当な加減でやっているが、結果的には大きな失敗というものはない。多少の違いはスキャナ取り込み時の自動調整で吸収されてしまっているようだ。
fl6_c03.jpg
(Flexaret VI/FUJI NL160/ナニワカラーキット現像)

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Last updated  Sep 16, 2006 01:23:19 AM
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