テーマ:鉄道(24258)
カテゴリ:旅鉄・西日本
「博多~東京1100キロ+αの旅」の二日目は広島の路面電車「広電」乗りつくしである。
春に訪れた時はお好み焼き+原爆ドームまでのプチ観光に終わってしまったので、今回は端から端まで広電を乗り尽くすことにした。 ![]() 朝7時過ぎに広島駅前をスタートしようとしたのだが、広島港行き電車は長蛇の列。沿線に学校があるのだろう。 道楽観光客のせいで朝のラッシュの邪魔をしても悪い・・・と言うより、列の最後尾に並んでも乗れるのは2・3本後になりそうなので、さっさと方針変更。 盲腸線の白島(はくしま)線から潰していくことにする。 広電の路線図を見ても分かるように、電車ネットワークは広島市内は元より宮島口まで伸びている。 当日は午後に所用があったので、時間の余裕がない。ダイアの密度は濃いので、行けるところからドンドン乗り潰していくのが得策である。 白島で折り返して八丁堀経由で広島港にたどり着く。 ![]() 広島港駅は四国へのフェリーも発着する埠頭に隣接しているモダンな駅舎である。 フェリー埠頭は電車の駅から離れている所が多いのが、広島港は電車を下りた目の前がフェリー乗り場なので便利である。 埠頭周辺を数分見学して、電車で広島駅方面に折り返す。 的場町で江波(えば)行きに乗換え、終着駅江波ですぐ折り返し、横川駅に向かう。 ![]() 横川に向かう電車は大阪市電から譲り受けたものらしい。 この他にも京都市電から譲り受けた電車などもあり、「あらし山」「大文字」などのヘッドマークが付けられている。 横川から十日町で乗り換えて宮島方面に向かおうと思ったが、少し時間の余裕があったので原爆ドームまで足を伸ばすことにした。 ここで折り返して宮島口まで一気に乗る。 ![]() 運良く午前中見かけた「グリーン・ムーバー」に乗ることができた。 この電車は超低床車で、乗り口から車内まで段差が全くない。 外見上も車輪が見えないようになっているが、 ![]() 車内の椅子の下などに動輪の機構などを収めることで、低床を実現しているそうである。 終点、広電宮島口には12時過ぎに着き、5時間弱で全線完乗することができた。 距離の割に時間が掛かったのは、市内の路面電車区間では信号と電停につかまったからである。 この後定番の宮島へ渡り30分ほど観光。ちなみに広電1日パスは600円だが松大汽船で宮島往復ができる「一日乗車乗船券」は840円とお得である。 2日有効なパスは更に宮島ロープウエイにも乗れる。 ![]() 旅の締めは名物あなごの天丼で。 ![]() お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Jul 28, 2008 12:11:46 AM
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