テーマ:鉄道(23494)
カテゴリ:旅鉄・西日本
先日「切符の購入すらできていない・・・」と嘆いていた青春18きっぷであるが、8月に入ったある日曜日、ぽっかりと午後以降の予定が空いてしまったので、夏の青春18きっぷを買ってブラリと普通列車の旅に出ようと考えた。
時刻表を眺めていると、福岡から山陰方面を回ってその日のうちに帰って来れそうである。早速プランを立ててみる。 起点は九州の小倉で、関門海峡を渡り下関から山陰本線にて長門市経由して島根県の益田に至り、山口線にて新山口経由で下関、小倉に当日夜の内に帰って来れる。 即行動である! 12:10、小倉から下関行きの電車に乗る。日曜の午後とあって乗客は多い。12:27に下関着。ちなみに小倉~門司間は さて、下関から長門市方面へは12:48発の小串行きと13:31の長門市行きがある。後者の直通列車に乗れば一本で行けるが、ここで1時間以上待つなら未知の駅にて数十分過ごす方がいいか、と考え前者を選択。 そうとなれば1時間弱の乗車であるが、自分の燃料を補給せねばなるまい。 一旦改札を出てキオスクにて500mlの発泡酒を調達。そして電車を降りるときにチラリと見た「焼きウニ」を肴とすることにする。 もたもたしていると9番線には小串行き列車が待っている。これはいつの日か広島駅で見た広島色というヤツである。 しかも、嬉しいことにキハ40のディーゼルカーである。 ただ、セミクロスシートのボックス席には先客があり、海側の席も取られている・・・ 12:48下関発。虎視眈々と海側ボックスを狙うも一向に空く気配がない。しかたなく山側ロングシートにて発泡酒の缶を開ける。「焼きウニ」は予想通り濃厚な味わいで発泡酒によく合う。 13:32小串着。反対ホームに渡り形式写真っぽく記念撮影。 小串駅全景。駅の反対側にコンビニが見えるが線路を渡る踏み切りらしきものが視界の中にはない・・・ しかし駅の目の前には紺碧の日本海が見えている。歩くこと5分足らず。 「ここは沖縄か?」と思えるほどのエメラルドグリーンの遠浅の海が広がっている。海水浴を楽しんでいるのは一組の家族だけ。正にプライベートビーチである。 駅前を散策して物資を調達しようと思ったが営業しているのは一軒の定食屋だけ。 炎天下でこれ以上散策する気にならず、とりあえず、近くの自販機にて缶ビールを確保。 駅に戻って30分ほど待つことにする。 後から来た家族がコンビニに到達する道について議論している。 ほどなく上り長門市行きが入線。 下り下関行きの「みすゞ潮彩」号と交換。 14:28小串発。 今度は海側ボックス席をがっちりキープ。 酔いが回ってウトウトしていると、15:36長門市に着いた。 (続く) にほんブログ村 鉄道ブログ ローカル線へ お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
Last updated
Aug 26, 2008 12:41:10 AM
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