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テーマ:「働き盛りのがん」(123)
カテゴリ:治療
こんばんは。
がんサバイバーのまめです。 更新が「まめ」でなくてゴメンナサイ。 卵巣・子宮の摘出手術をした後に子宮の肉腫(がん)ということが明らかになり、 通院する病院から抗がん剤治療を提示されたものの 非常に珍しいがんなので国立がんセンターでセカンドオピニオンを受けた話です。 以前に書いた「セカンドオピニオンを受けて その1」の続きです。 7、 再発・転移が発覚した場合の治療法は? 回答:一番目の選択は内分泌療法(女性ホルモンを抑える飲み薬の服用) その次に化学療法(抗がん剤)。 「子宮腺肉腫」は、「低異形度子宮内膜間質肉腫」の治療に準じて行うとのこと。 「子宮腺肉腫の患者さんってどのくらい国立がんセンターには来るんですか?」と尋ねたら 年間に新規患者で1~2人くらいとの回答。 えーー!国立がんセンターでもそんなに少数なのかぁ! 「低異形度子宮内膜間質肉腫」の新規患者は年間に5~6人くらい。 へぇーー、すごく少ない確率に当たったわ~ 8, CTスキャン映像によるがん細胞の増大は本当に分かるのでしょうか? 国立がんセンター希少がんセンターのように、希少がんに特化した専門病院でなくても 早期発見できますか? 回答:総合病院など、一定規模以上の病院なら「誰でも」わかる。 ただし、がん細胞が5ミリメートルから1センチメートル程に肥大しないと分からない。 なるほど、それならば現在通院している病院でお願いしようと気になってきました。 国立がんセンターで検査のみでは受け入れてくれないと聞いて、 残念に思っていたところなので、少し安心しました。 9, CTスキャン映像による経過観察だけの対処で大丈夫でしょうか? また、できれば仕事を続けたいのですが、、、 回答:国立がんセンターとしては、現在の状況では経過観察を選択します。 仕事については、しんどいと感じるときに休ませてもらう環境づくりを。 なるほど、なるほど、何か治療を受けなければ!と焦るところですが、 原発巣である子宮と近くの臓器である卵巣は摘出済ですし、 後は泰然自若と暮らすのがよいのかもしれませんね(不安なこともありますが) 仕事環境については、いずれ書きますが、フレックスタイムを適用してもらって 週に1回、午後休みをもらうことにしました。 (その代わりの分、早朝出勤します。今までも早朝出勤していたので、、、) 10, 卵巣摘出による更年期障害と思われる症状がキツイです。 頭痛、肩こり、めまい、貧血もあるが、特にほてりやホットフラッシュがつらいです。 今は当帰芍薬散を服用しているのですが、、、、 回答:女性ホルモン補充療法(いわゆるホルモン療法)は避けてください。 というのも、あなたの場合、がん細胞内にER(エストロゲン)、PGR(プロストロゲン) (=女性ホルモン受容体)があるので、女性ホルモンを外部からでも 取り込むようなことをすると、がん細胞を増殖させてしまう恐れがあるからです。 漢方薬やイソフラボンの摂取は問題ありません。 えー、そうなんですか、、、ホルモン療法の開始を期待していたのですが、、 がん細胞を育ててしまう恐れがあるなら、ここは受け入れて更年期障害となんとか付き合うよう トライしてみます。 漢方薬も飲み続けてたら効いてくるかもしれませんし。 セカンドオピニオンはこんな感じでした。 1時間まるまる疑問に答えていただいて、本当に勉強になり安心しました。 セカンドオピニオンの料金は自由診療(健康保険適用外)であり、 43,000円は高額でしたが、仕事を休んででも受けてよかったと思ってます。 野口先生のセミナー動画は次のサイト内でも見られます。 オンコロ「【第15回 Meet the Expert:肉腫(サルコーマ)~子宮の肉腫~】動画公開」 お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう
最終更新日
2018.06.09 23:49:49
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