おーいニッポン徳島県
昨日は、NHKのおーいニッポン(徳島県篇)を観た。長く住んでいながら知らない事ばかりで、目から鱗だった。 阿波は染物の染料(藍)生産で日本一を誇り、非常に裕福な藩であった。阿波の殿様を指して「融通の利く殿様」と称された。藍の豪商は、京都に出かけ、豪遊したが、ある一定の税金を納めた人のみに許された防火壁(うだつ)を称して、「うだつが上がらない」の語源を生んだ。と言われている。司馬遼太郎が脇町を訪れ、ヨーロッパ諸国にもひけを取らないと、感嘆したが、確かに京都の町並みに限れば、脇町の方が勇壮だし、町衆の心意気がある。しかし、最近は、すこし観光化され「カン違い」する町衆もいなくはない。