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かりゆしウエア誕生のきっかけは1970年頃です。沖縄らしいウエアが提唱され｢沖縄シャツ｣が売り出されました。80年代には､国が省エネルックを推進したこともあり、沖縄の気候に適したものとして｢沖縄ウエア｣が発売されましたが、今日のかりゆしウエア程普及するには至りませんでした。

　1990年、沖縄県は「めんそーれ沖縄県民運動推進協議会」の運動目標の一つとして、沖縄らしいウエアを推奨することとした。以後、県庁内や観光業界での着用奨励が始まり、一部で普及しはじめたものの、県民に広く普及するにはいたりませんでした。
　2000年に行われた九州・沖縄サミットが、かりゆしウエア普及の一大転機となりました。各国首脳が着用したことで知名度が向上したことに加え、サミット開催に合わせて、かりゆしウエアの定義を
　1. 沖縄県産品であること
　2. 沖縄らしさを表現したものであること
と緩和したため多彩な柄が開発され、価格も下がり｢かりゆしウエア｣は県民の間に普及しました。
http://www.kariyushi-okinawa.com/index.html