今回の井戸掘りは失敗だった
烏沢モトクロス場に井戸を掘りたいと思って、はや??年。今年の連休中にパワーショベルを使って何とかしたいと思ったが、深い穴は掘れなかった。それでも2.5メートルの穴はひとつ掘ったので、そこに250ミリの塩ビパイプに小さい穴をあけたものの上にふたをして、ふたに穴を開けてそこに40ミリの塩ビパイプを挿した。水は掘ってる所から出てきていたが、どの程度あるのか確かめるために、コンプレッサーをつかい上からホースを入れて底まで下ろし、空気を入れてみた。勢いよく出るのかと思ったが、たいしたことはない。写真はこのあたりに入れておいた。少しずつしか水は供給されていないと思う。それでも浅井戸ポンプを、オークションで仕入れていたからためしに吸ってみることにした。20ミリの塩ビパイプで吸うのだが、ポンプとパイプまでは、透明の固いサンクションホースでつないだ。そして電源を入れると、透明のホースのところに黒い物がたくさん来て、ポンプが止まった。あわてて電源を切った。砂をいっぱい吸い込みインペラ(羽根車)が、がっちり噛んだ状態になったのだ。という事で今年の井戸は失敗。来年、がんばろう。浅井戸ポンプは、羽根車のところを分解すると予想どうり砂がいっぱい、開けたついでに消耗部品であるシールを点検する事にした。シールは、モーターの回転軸部分についており、羽根車のほうへ、空気を吸い込まないように密閉する構造になっている。見た感じはバイクのウォーターポンプのシールとおんなじ感じ、構造もほとんど同じ、大きいか小さいかだけ。クリップを外す工具があればすぐできる、シールのゴムの部分はへたっているようだが、関西方式で、活を入れてグリースを塗っておいた。この関西方式というのは、バイクのフロントサスペンションからのオイル漏れを格安な方法で保たせてしまうという関西の人のアイディアだ。関西のモトクロスバイク乗りが関東の人にこの方法を教えても、返ってくる返事は、「へー・・・・」ぐらいである。ぜんぜん通じない様子。つまり、安く値切って買ったのを自慢する大阪文化とデパートで高い物を買ったのを自慢する東京の文化が激しく?衝突したのだ。で、フロントサスだが、へたったシールのリップ部(鉄の棒と接するところ)のゴムに活を入れるために、500~800番前後の耐水サンドペーパーを細長く切り、リップ部に挿し入れて上下させながらサスをぐるっと1周させる。こうすると固くなったリップ部のゴムの表面が改質されるらしい。烏沢モトクロス場でも、オイル漏れの応急処置として紹介するのだが、今のところ100パーセント直ってしまいバイク屋さんを困らせている状況だ。次回の井戸掘りは、重機による掘り方の場合、貯水用のヒューム管などで200リットルくらいは一気に出せる物をひとつ。また、重機と単管パイプを利用して2メートルずつ掘り下げて6~7メートルの穴を掘り、そこに塩ビパイプを入れてコンプレッサーで吹き、底の部分に水だまりを形成し、利用する物を二つくらい。このぐらいやったらどれか物になるかも。