2006/02/10(金)11:33
「単なる駒」から「大切な人材」扱いへ
コーチング講座をしていると、講座生の言葉に感動したり
気づきをもらうことが多く、講座生の方から大きな元気を
いただくことがよくあります。
先日、承認やねぎらいがいかに大切かという話をし、
実際にワークをしていただいた後,こんな感想をいただきました。
「よく頑張ってるんですね。と言われた一言がとても嬉しかったです。
職場では、頑張っても頑張ってもそんな風に言ってくれる人は
いないし、こんな風に言ってもらうだけで元気が出てくるのを
実感しました。
自分自身も周りの人にできるだけ、ねぎらったり、承認の言葉を
なげかけてあげられるようにしたいと思います。」
この方の表情には、本当に嬉しかったという気持ちが表れていました。
あらためて、承認やねぎらいが仕事の現場ではなかなかされていないこと、
そして、承認やねぎらいの言葉に人は飢えているのではないかと
感じます。
中間管理職は、自分自身が沢山の仕事を抱えながら、部下のマネジメントを
することが多く、なかなか部下をねぎらったり、承認するところまで
気が回らないことがあります。
けれど、ねぎらいも感謝の言葉も、承認の言葉もないと、
部下は「単なる駒」のような気分になって、やがてモチベーションが
下がっていきます。
ちょっと一言、「いつもありがとう。よくやってくれて助かるよ。」と
いう言葉があるだけで、「単なる駒」から「大切な人材」扱いへ
変わります。
承認やねぎらいの言葉を言ってないなと感じたら、
是非、今日からでも周りの人へ言ってあげてくださいね。
あなたが言ってもらったら嬉しい一言って何ですか?
そんな言葉を思い浮かべてみてください。
そして、その言葉を部下や周りの方へ言ってあげてください。
時間はかかりません。
けれど働くEQ環境はグッと違ってきますよ。
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