2008/10/08(水)17:12
見立てる
Be-Do-Have の話をご存知ですか?
私はソース・ワークショップで何度もこの話をしてきました。
自分のなりたい状態(Be)をしっかり自分が把握することができれば、
その状態をもたらす選択肢を広げることができ、実現化が速くなる
という内容です。
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人は、理想の相手がいれば(Have)、結婚ができるのに(Do)と考えるか、
(つまり、Have-Do-Be の流れで考えるか)
合コンにたくさん参加すれば(Do)、理想の相手に出会えるのに(Have)と考えるか
(つまり、Do- Have-Be の流れで考えるか)
のいずれかはよくしますが、
なりたい状態(Be)については実はあまり考えていなかったりします。
「理想の相手さえいればなあ、でもなかなかそんな人いないのよねえ」
とため息をつくか、「合コンも何度か行ったけど、さっぱりだったし、お見合いもねえ」
と頭の中を忙しくさせているだけという状態になりがちです。
なりたい状態についてはあまり考えていません。
仮に、
幸せでイキイキとしていて、やりたいことをやって輝いている
をなりたい状態だとします。
それがなりたい状態であれば、もう既にその状態になったつもりになって、
結果を引き寄せる方法があります。
Be-Do-Have の流れのひとつの方法、「見立てる」方法です。
落語家があたかもそばをすすっているように扇子を上下させている場面を
見られた方は多いと思いますが、あの「見立てる」です。
まだ、そんなに幸せでもないし、やりたいことはやれてなくても、
輝いている人になったと自分を見立ててみる
するとどんな言動をするでしょうか?どんなことを意識しながら過ごすでしょうか?
例えば、
「もしも世界が100人の村ならば」を訳された中野裕弓さんは
プリンセスごっこというのをされるそうです。
プリンセスひろみ、として一日を過ごしてみると、言葉遣いからしぐさから
変わってくるとおっしゃっていました。
また、華僑のお金持ちは「お金持ちになりたければ、まずいい靴に履き替えなさい」
と言います。
これはまず外面を変えることで内面の意識や思考を変えなさい、ということですね。
映画、『幸せのちから』で、ウイル・スミスは宿無しのインターンの証券マンでしたが、
仕事をしているときは、余ったお金を投資にまわすお金持ちにふさわしい営業マン
である、という状態になっていました。
自分のことを宿無しの、お客様にふさわしくない人間だとは思っていませんでした。
結果、彼は優秀な成績で晴れて正式な社員となり、充分なお給料をもらうように
なります。
まだ実際にはなっていないけれど、すでにそうなったと見立てて
そういう人ならこういう風に話すだろう、行動するだろう、とやってみる
ということを先にしてみます。
すると、実際にそういう現象を引き寄せることができるようになります。
Beの状態を具体的に考えた方が、得たい状態が速く得られます。
自分が得たい状態はどんな状態だろう?
その状態になったらどんな思考をしてどんな言動をしているだろう?
と考えてみませんか?
ちょっと時間を10分ほど取って、考えてみるといろんな気づきをもたらします。
今日は「見立てる」という方法でしたが、明日はBe-Do-Haveのもう一つの方法を
ご紹介しますね。
ベストライフ・コーチング
2008コーチフォーラム 11/30 分科会B「自己実現を惹きつける」を担当します