2004/08/21(土)14:11
体脂肪計のヒミツ・・・
家庭で簡単に体脂肪率が測れる体脂肪計が普及してきました。
あなたの家にもありますよね。
おおいに活用したいものですが、測り方や機種によって数値が大きく変わってしまいますので、ご注意を。
手で持つタイプや体重計のように乗るタイプの体脂肪計は微弱な電流を通してカラダの中の抵抗を測ります。
水分を多く含む筋肉や骨には電気が通りやすく、反対に水分をほとんど含まない体脂肪には電気が通りにくい性質を利用して計測しているのです。
と・と・ということは・・
ほんとの体脂肪の量にかかわらず、体内の水分量によって数値が左右されるのです。
私もフルマラソンを走って十分に汗を流し、体脂肪もいっぱい燃えたはず・・と、計測してみたら、なんとスタート前より体脂肪率が増えていた、という経験があります。つまり、体内の水分量が減っていたので、電気抵抗が増し、体脂肪いっぱい、と計測されてしまったのですね。
また、手に持つタイプは上半身、体重計型は下半身中心に電流が流れるため同じ人が計測しても値が異なります。メーカーによっても数値は異なります。
つまり、日々の努力の成果を見るために正確なデータを知るためには、起床時に測るなど、カラダの条件と測定器具を一定にするようにしましょう。
えっ?多少ちがってもいちばん少ない値を信じればいい?
うーん、それはそれで、幸せな方法ですね・・・