2005/09/14(水)20:43
水辺のある風景。(ちょっと気になる好きな場所)
【東京都大田区、「洗足池」】
なんとなく気になる場所で、たまに立ち寄ります。
写真では、水辺がとても涼しげなイメージなのですが…。
ここに設置されているベンチは、
どういうわけか、どれも木陰に隠れない所ばかりにあるので、
真夏の暑い時期は、ここで読書をするには非常に厳しいです。
(その分、冬の時期は日差しがとても穏やかで、とても快適です。)
水質はあまりよくないので、暑さの厳しい、風のない日中は…。
若干…香るときもあります。(笑)。
ですので、暑さが落ち着いてくる今頃の秋口からが
この公園の良い時期でしょうか。
大通りに面した道路沿いには、見事な柳の立ち木が並んで植わっていて、
とても涼しげです。
その立ち木たちのすぐ横の建物に、オープンテラス付きのカフェテラスもありますので、夕暮れ時にのんびり寛ぐにはとても良いです。
もとは、武蔵野台地の湧水をせき止めて作られた池で、
江戸時代には、初代広重の浮世絵「名所江戸百景」に描かれるほどの
景勝地として知られていたようです。
この地を愛した故人も多いようで、湖畔には幕末に活躍した、
勝海舟の墓や西郷隆盛の詩牌などもあるようです。
最初はただ、何気なく訪れていた場所も、こういった歴史を知ると
より一層の愛着が湧いてくるから不思議です!
これからの読書の秋。
こんな場所でのんびりするのも悪くありませんね。