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テーマ:沖縄の暮らしあれこれ(551)
カテゴリ:オキナワを語る!
昨日はすっかりこのタイトル挿入をわしとーしが(忘れたけど、という意) 沖縄の小ネタをこじんまりと、しかも沖縄弁も交えてお届けしようというこのコラム、 着々とシリーズ化しております。第3回目は昨日の続きでお酒の話です。 なんでうちなあんちゅがお酒に強いのか。 そもそも酒に強いか弱いかっつうのは、 それぞれの肝臓内にあるアセトアルデヒドを代謝する酵素があるかないかで決まるらしい。 要はその特定される酵素を生まれつき持ってる人はお酒に強いし、持ってなきゃ弱い。 アルコールに強いとか弱いは遺伝するとかいうけど、それはある意味あたりらしい。 日本人は縄文人系と弥生人系にわかれるらしいのだけれど、 縄文人はこの酵素を持つ人が多く、逆に弥生人は少ないんだって。 そう、感のよいあなたはわかりましたね・笑 沖縄の人間は日本人の原日本人である縄文人系であるわけさあ。いえーい。 縄文系って…それって、どうなの、って気がするけど(笑)、 いえいえ…確かにそのとーり。 有名なところでは、ガレッジセールのゴリちゃんとかさ、ああゆうカンジよね・笑 …うちなあんちゅとして、あんまり嬉しくないけど、 頭蓋骨の形状なんか、完全に縄文人に合致するらしい…ううむ。 しかもその酵素、ないちゃー(内地の人)では約半数が欠損しているにもかかわらず、 うちなあんちゅは、わずか22パーセントの欠損率。 要はないちゃーの約半数が酒に弱い体質なのに対し、 うちなあんちゅのなかに下戸と呼べるような体質の人はたった2割ってことよね。 で、何がすごいって、 南西諸島内でもそのアセトアルデヒド代謝酵素が欠損しているタイプに地域差があって、 本島と八重山ではほぼ同率だったのに対し、 宮古島だけはたった15パーセントしかいなかったという調査結果があるのだそう。 宮古島のみなさんは、うちなあんちゅの中でもトップクラスの強さというわけ。 ひえー、おそるべし宮古島!! 「オトーリ」という泡盛を一気飲みしながら順にまわしていく酒席での習慣が フツーに残っている土地柄なので、もう納得の結果でしょう。 宮古…今でもその「オトーリ」で、急性アルコール中毒になって病院に担ぎ込まれる人、 後を絶たないみたいです…はっきしいって、飲めない人には地獄ですね…笑 でも、これについては島の文化として根付いていることなので イイも悪いもないけれど、 今から宮古に移住なんて考えている方、 今からしっかり肝臓をきたえてないと、ダメですよ・笑 ちなみにあたくし。 オトーリまわされて、半泣きしながら飲んだことあります… お付き合いって、ムズカシイネー…笑
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